800個のコロッケが2時間で完売!名店「コロッケのせきや」に密着

広島で長年愛されている名店「コロッケのせきや」。

1日約800個のコロッケが2時間ほどで完売するという大人気ぶり。

そんなコロッケのせきやに密着取材しました。

 

【コロッケのせきやとは?】

1957年に創業の老舗・コロッケのせきや。元々は広島駅の近くで営業していましたが、駅前再開発のため、現在の店舗へ移転。東区役所の裏側にお店を構えており、3代目となる小西幸美さん・忍さん夫婦が営んでいます。

 

初代は祖母のミヨコさん

 

コロッケのせきや外観

 

取材をした日も開店前から並んでいるお客さんが。

「初めて来た。有名で午前中にはなくなっちゃうということで会社を休んで来ました」

「私の祖母が平塚に住んでいて、その頃からずっと買っている」

昔から親しんでいる方もいれば、噂を聞いて来たという方も。

 

コロッケ以外にもメンチカツや豚カツなどのメニューもあります

 

コロッケは1個60円という安さ

 

【せきやのコロッケの裏側に密着】

幅広い世代に支持されているせきやのコロッケ。

その裏側を見せていただきました。

 

仕込みの様子に密着

 

早朝5時。その日に販売するコロッケの仕込みからせきやの1日は始まります。

現在は夫婦2人ですべての商品の仕込みから販売まで行うため、従業員が5人くらいいた移転前よりも大変なんだそう。

 

忍さんは、なんと深夜0時には来て材料を作っているそう

 

おいしさの秘訣は牛脂。

揚げる油は牛脂から取っているそうで、牛脂をカットしたものを3時間ほどかけて3回揚げています。

また、つなぎに卵や牛乳を使っていないので、アレルギーの方でも安心して食べることができます。

 

初代のときから油には牛脂を使っている

 

9時30分に開店。

開店前から列ができる日も多いそう。

 

開店から1時間ほどで完売の文字がずらり

 

この日は開店から1時間30分ほどで全商品完売しました。

 

【切り盛りしている夫婦の本音】

創業から変わらぬレシピで、その味を守り続ける小西さん夫婦。

お店を継ごうと思った理由について話を聞きました。

 

「お店の立ち退きの話が出たとき、(二代目である)父から『この代で辞めようか』という話が出ていた。自分は30代前半くらいで他の仕事をしてみたいな、というのもあって。

ここのコロッケも残したいし継ごうかなと」

と、忍さんは当時の思いを話します。

 

小西さん夫婦は、お店を継ぐ前は作業療法士として働いていたそう

 

現在、材料費の高騰を感じているそう。

お肉や油、光熱費が特に高いんだとか。

 

近年の物価高騰に2人ともこの表情…。

 

そうした中でも、安くみんなに食べてもらえたら嬉しいという思いで、お手頃な価格で提供しています。

「全部売れ残らずに買ってもらえると作ったかいがある」

と話す小西さん夫婦。

食べると思わず笑顔になるせきやのコロッケ、ぜひ味わってみて。

 

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コロッケのせきや
広島市東区東蟹屋町19-9
TEL:082-263-3530 ※予約可能
営業時間 9:30~売切れ次第終了
定休日 日曜・祝日
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広島ホームテレビ『ピタニュー』(2023年10月31日放送)

ライター:神原知里

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