ちまたで話題の「ぬい活」について調査。

ぬい活とは、ぬいぐるみを持ち歩いたり、撮影する等、お気に入りのぬいぐるみで楽しむ「推し活」のこと。

大人もハマるぬい活の魅力をご紹介します。

 

【ぬい活をしている人に話を聞いてみた】

推し活をする人が多く集まるという広島市内のカフェ「CAFERINA&BLACK SWAN」にて、実際にぬい活をしている「ペモモ」さんに話を聞きました。

 

ペモモさんの推しはBTS

 

BTSのメンバーが作ったキャラクターのぬいぐるみをカメラで撮る、というのがペモモさんのぬい活。

カフェやイベントに行くときや、旅行するときに必ずぬいぐるみとカメラを持参するそう。

 

ペモモさんが撮影した作品

 

カープグッズと一緒にぬいぐるみを撮影

 

「撮影した写真はSNSにアップして同じ推しの人と共有したり、撮影現場で同じ趣味の仲間と“かわいい！”と言いながら撮影することが自分にとっての癒し」

と、ペモモさんは語ります。

 

このカフェでもぬいぐるみを撮影。自然光が入るので、ぬいぐるみの撮影にはぴったりなんだとか

 

【Sanrio 広島本通店】

2023年9月にオープンしたばかりの「Sanrio 広島本通店」。中四国最大規模の店舗で、サンリオキャラクターをあしらった約2,000点の多彩なグッズが並んでいます。

 

Sanrio 広島本通店

 

この店舗の2階は「推し活応援フロア」となっており、推し活に使えるグッズを取りそろえています。推し活関係のグッズの売り上げは、全体の15%を占めるそう。

また、ぬい活にぴったりの「ぴたっとふれんず」という商品も展開。

ぬいぐるみの写真を撮るとき、転がってしまわないよう、ぬいぐるみの足に磁石がついていて、ピタっと立つようになっています。

 

ぴたっとふれんず（S 2,420円、M 2,750円）

 

ぴたっとふれんずの洋服も。ぴたっとふれんず きせかえお洋服（S 1,540円 M 1,760円 / 1,320円）

 

さらに、この店舗には「ぬい撮りコーナー」が設置されており、自分の推しのぬいぐるみやアクリルスタンドを持って来て、写真を撮ることができます。

 

広島ならではの風景をイメージしたものなど、ぬい撮りコーナーは全部で４カ所

 

【ユザワヤ広島店】

ぬい活の盛り上がりは「ユザワヤ広島店」でも。

今年に入って、自分でぬいぐるみを作りたい人のためのグッズが各種メーカーから入るようになり、売り上げは去年同時期に比べ、8倍の伸びをみせているそうです。

 

ぬいボディー（1,375円～2,310円）

 

ぬいフェイスワッペン（495円～550円）

 

推し活文化に後押しされ、ハマる人が増えてきている「ぬい活」。

共通の推しがいる友人とのコミュニケーションだけではなく、日常の生活にも溶け込んでいるのかもしれません。

 

広島ホームテレビ『ピタニュー』（2023年10月24日放送）

ライター：神原知里