11/3(金・祝)は「三流派合同福山城大茶会」へ!福山城で日本のお茶文化に触れる
2023年11月3日(金・祝)は、福山城(広島県福山市丸之内1-8)周辺で「三流派合同福山城大茶会」が開催されます。
福山城築城401年目を迎え、1年を通じて福山城の魅力を伝える「カツナリ・デ・ナイト」イベントの一つ。
今回は、文化の日に合わせ、福山藩初代藩主・水野勝成の時代から福山藩で育まれてきた「茶道」を楽しんでもらうために、表千家、裏千家、上田宗箇流と、福山市内の3つの流派協力のもと「三流派合同福山城大茶会」が企画されました。
福山市と茶道の深いつながり
福山市では、歴代藩主によって能や書道、そして茶道などの文化が奨励され、生活に深く根付いています。
水野勝成の骨壷美濃瀬戸焼の葉茶壺を使用していたり、4代目藩主の勝種が手焼きしたと伝わるカブの模様の楽茶碗が残っていたり、歴代藩主が茶道に親しんできたことが伝えられています。
流派ごとに異なる会場で開催
「三流派合同福山城大茶会」では、流派ごとに異なる会場で茶会を開催しています。
表千家は「福山城御湯殿」(広島県福山市三之丸町30-1)、裏千家は「福寿会館」(広島県福山市丸之内1-8-9)、上田宗箇流は「ふくやま美術館茶室」(広島県福山市西町2-4-3)にて。
普段は立ち入ることがない場所でお茶を飲むことができるのも魅力です。
お茶の初心者でも気軽に参加を
「礼儀に厳しそう」「なんだか難しそう」と、茶道をしたことがない人にとっては、とっつきにくいイメージを持たれるかもしれません。
しかし、茶道で大事にしているのは「お客様に喜んでもらうためのおもてなしの心」。抹茶を点てる手順やいただく作法があるのも、お互いがそのひと時を楽しむためのものなんだそう。
まずは「お茶の時間を楽しむ」を大切に、気軽にお茶会に参加してみてはいかがでしょうか?
開催情報
日程 | 2023年11月3日(金・祝) |
時間 | 9:30〜15:30(受付9:30〜15:00) |
料金 | 一席700円(割引案内券持参で600円、福山駅観光案内所にて配布) |
会場 | 福山城御湯殿(広島県福山市三之丸町30-1) 福寿会館(広島県福山市丸之内1-8-9) ふくやま美術館茶室(広島県福山市西町2-4-3) |
問い合わせ | 福山ビジットアソシエーション事務局(084-926-2649) |
ライター/小川 茜
※この記事の情報は2023年10月時点のものです。情報は変更になる場合があります。