手話上達の秘訣とは? 手話講師が伝授する3つのポイント

こんにちは。西田隆人です。

いきなりアナウンス部のホームページから名前がなくなり驚いた方もいらっしゃるかもしれませんが、実は2月1日から福山支社で営業マンとして働いています。
というのも、昨年の夏ごろから喉の調子を崩し、通院治療を行っていましたが、年末に医師から完治には1年程度の治療が必要と診断を受けました(機能性発声障害)。
病院が福山から近いこともあり、一日も早い完治を目指しながら、福山の地で営業マンとして頑張って働いていきます。
これからも定期的に手話に関する記事を更新していきますので、ぜひチェックしていただければと思います。

 

(C)HOME ※写真は2019年5月当時のものです。

さて、手話と一言で言っても、実は3種類に分かれているって知っていましたか?

 

①日本手話:耳の聞こえない「ろう者」同士でコミュニケーションをとるために昔から使ってきた手話。日本語と文法が異なります。

②日本語対応手話:その名の通り日本語の文法に合わせた手話。

③中間手話:上記2つの要素を持ち合わせた手話。

 

個人的に、日本語対応手話よりも中間手話、中間手話よりも日本手話の習得が難しいなと感じています。

 

この様に3つに分かれていたり、動詞の手話をしながら「ぱ」の口の形を作ると過去完了の意味になったり。
学べば学ぶほど面白いなぁと思います。

 

今回は「手話を勉強しているけど、なかなか上達しないなぁ…」という方に向けて、手話上達のポイントをお伝えします。

 

しゅわっち!」で手話講師を務める横村恭子さん(広島県ろうあ連盟)が3つのポイントを教えてくれました。

 

横村恭子さん(広島県ろうあ連盟)

 

【横村さん流 手話上達3つのポイント】
①通じれば良い!
②シャドーイング
③ろう者に会おう!

 

①通じれば良い!
横村さんからのメッセージ「手話も日本語や英語などと同じで、コミュニケーションをとるための言語。多少の間違いがあっても最終的に相手に伝われば良いんです。あまり難しく考えずに、楽しく学んでくださいね」

 

②シャドーイング
横村さんからのメッセージ「「しゅわっち!」など手話の動画を見るときは、ぜひ出演者の手話を追うように真似をしながら視聴してみてください。繰り返しているうちに、手がスムーズに動くようになったり、文法や単語を体で理解できたりとメリットがたくさんありますよ」

 

③ろう者に会おう!
横村さんからのメッセージ「上達への近道は、耳の聞こえない「ろう者」と直接会って話すこと。地域の手話サークルに参加すると、ろう者との出会いがきっとあるはずなので、ぜひ顔を出してみてくださいね。また手話サークルに入ると、広島県ろうあ連盟主催のイベントなど手話関連の情報が入手しやすいので、ろう者と出会うチャンスも広がりますよ」

 

私、西田も手話力はまだまだですが、大学時代にろう者の友人ができて、一日中手話で話し、間違っていたらすぐに教えてもらえる環境があったことで、レベルアップにつながったのを覚えています。

 

一緒に手話レベルをアップしましょう。

次回からは、手話の指文字をご紹介します。

 

西田隆人による、手話を楽しく学べる配信番組「しゅわっち」も、ぜひご覧ください!

ライター:西田隆人

LINE はてブ Pocket