福山の「福つまみ」って知ってる?「福山城 酒肴祭」福つまみと備後・安芸のお酒大集合のイベント開催(10月7日・8日)
2023年10月7日(土)・8日(日)に、広島県福山市にある福山城天守前広場にて、「福山城 酒肴祭(しゅこうさい)~福つまみグランプリと備後vs安芸 美酒の合戦~」が開催されます。
福山ならではの「福つまみ」と「備後・安芸の美酒」が集合するイベントで、人気の福つまみから新作福つまみまで、出店者自信の福つまみの投票グランプリが行われます。ところで「福つまみ」という言葉、ご存知ですか?
「福つまみ」とは、福山市特産の食材「ねぶと」「ちいちいいか」「くわい」「ガス天」「鯛ちくわ」を使った、7種類のおつまみの総称で、福山市のいろいろな飲食店で提供されています。
福つまみについてもっと詳しく知るべく、日本酒好きリポーターの串山さんが調査しました。
「酒肴祭」で食べられる福つまみとはどのようなものなのか、提供している福山市の飲食店のひとつ「酒奏居肴家 季酒(しゅそういざかやきしゅ)」におじゃましました!
「酒奏居肴家 季酒」は、新鮮な海鮮を中心とした酒の肴と、おいしいお酒を楽しめるお店です。
用意していただいたのは、「ねぶとの唐揚げ」「くわいの唐揚げ」「ちいちいいかの天ぷら」の3種類。
店主の森本さんに詳しく説明していただきました。
まずは「ねぶとの唐揚げ」です。「ねぶと」とは瀬戸内海で食べられている小魚で、和名を「テンジクダイ」といいます。
サイズは小さいですが、これで成魚。頭をとって唐揚げにするというのが一般的な食べ方で、福山では定番の居酒屋メニューなのだとか。
「ねぶとの唐揚げ」を食べてみると、さくさくとした歯ごたえがありながら身はやわらかく、甘みが感じられます。
次は「くわいの唐揚げ」。くわいが福山市の名産だと知っている方は多いはず。
くわい独特のほろ苦さと、その中にある甘さ。お酒との相性抜群のおつまみです。
もうひとつは、「ちいちいいかの天ぷら」です。「ちいちいいか」という言葉になじみのない方も多いのではないでしょうか。
「ちいちいいか」とは小ぶりでもちもちした食感が特徴のいかで、福山では一般的な食材なのだそう。
身から足を外して、ワタなどを取り出し、身の中にみそを詰めることで水分を抜き、揚げる時に油がはねるのを軽減させます。
そして……福つまみは最初にご紹介したとおり、おつまみ、酒の肴です。
せっかくいただくなら、お酒と一緒に味わいたい……!ということで、福つまみにぴったり合う日本酒も用意していただきました。
福山市の酒蔵「天寶一(てんぽういち)」のお酒です。
やさしい口当たりで、お料理によく合います。
「ちいちいいかの天ぷら」はプリプリ食感で、噛むと広がるみそがまた味わい深い!
この塩味とともに日本酒をいただいて……止まらなくなった串山リポーターはすっかりほろ酔い気分でご機嫌になってしまいました。
福山ならではのおいしいおつまみとおいしいお酒が飲めるイベント「福山城 酒肴祭」。
串山リポーターがいただいた3種類を含む合計7種類の「福つまみ」と、「天寶一」を含む8つの酒造の日本酒を味わうことができます。
「福山城 酒肴祭」のお得な前売り券は、福山観光案内所・酒のマエダ・リカーショップ安田・三和酒店で販売中です。
詳しいイベント情報は「福つまみ」で検索してみてください。
福山城 酒肴祭(しゅこうさい)~福つまみグランプリと備後vs安芸 美酒の合戦~
開催日時 | 2023年10月7日(土)・8日(日)15:00~20:00 |
開催場所 | 福山城 天守前広場 |
チケット | 前売り券:1,500円(5枚綴り) 当日券:1,800円(5枚綴り) 400円(1枚) プレミアムチケット:12,000円(前売り券のみ。福山駅観光案内所では販売していません) ※天守閣最上階で各蔵元の最高級酒と特製福つまみを提供(各日17:30~20:00) |
前売り券販売場 | 福山観光案内所・酒のマエダ・リカーショップ安田・三和酒店 |
参加酒造 | 【備後蔵元】 株式会社天寶一(神辺町):天寶一 三輪酒造株式会社(神石高原町):神雷 山岡酒造株式会社(三次市):瑞冠 生熊酒造株式会社(庄原市):超群 【安芸蔵元】 盛川酒造株式会社(呉市):白鴻 株式会社馬上酒造(熊野町):大號令 柄酒造株式会社(東広島市)於多福 福光酒造株式会社(北広島町):朝光 |
お問い合わせ | 084-926-2649 |
詳細 | 福山観光コンベンション協会 |
広島ホームテレビ『ピタニュー』(2023年9月22日放送)