まるで焼き菓子!?ラヴィベールの新感覚かき氷|広島市安佐南区
冷たいものが欲しくなる夏、すでにかき氷を食べた人も多いのではないでしょうか?
広島市安佐南区にある「Bakery & Cafe La vie bell(ベーカリー& カフェ ラヴィベール)」では、焼き菓子のような味のかき氷が人気を呼んでいます。
今回は、一番人気の「塩キャラメル」と、期間限定の「桃」のかき氷をいただいてきました!
甘いのが得意ではない人でも食べやすい工夫がされていましたよ。
一番人気!塩キャラメル
塩キャラメル 1,100円(税込)
かき氷を始めた当初からお店の一番人気なのが「塩キャラメル」。
お店の方いわく、年々サイズが大きくなっているらしく、こんもり盛られた氷がインパクト大!
トッピング内容は、あめがけアーモンド、塩キャラメルソース、自家製バニラジェラート、練乳、ゲランドの塩の5つです。
練乳はあり・なしが選べるので、甘さを抑えたい人は練乳なしを選んでくださいね。
なお、練乳も自家製を使用しており、ミルキーな味になっています。
かき氷のてっぺんに乗っているのは、あめがけアーモンド。
あめがけすることで、ローストの香ばしさとキャラメリゼの香りがかき氷にパンチをプラスしてくれます。
自家製のソースは、塩のしょっぱさとキャラメルの甘さのバランスが絶妙で、アーモンドの香りも合わさることにより、焼き菓子のような味わいに仕上がっています。
使用している塩はゲランド産のもので、お隣にある系列店のケーキ屋「Pâtisserie Joli fils(ジョリーフィス)」でも使われているのだそう。
ちなみに、ゲランド塩は別で添えられており、ひとつまみかけるだけで甘さを引き締めてくれ、また違った味わいになります。
塩キャラメルソース自体にも塩が含まれているため、お好みで調整しながらかけてくださいね。
かき氷のフチに添えられているのは、自家製バニラジェラート。ジェラートにもアーモンドが入っており、食べ応えがあります。
添えられた「追いシロップ」をジェラートにかけて食べるのもおすすめだそうですよ。
なくなり次第終了!8月限定の桃
桃 1,320円(税込)旬の桃を使った「桃」のかき氷は、自家製の桃のコンポートとシロップ、桃のジェラートを使った桃尽くしの一品です。
桃のつるんとした果肉と、シロップのとろみ、かき氷のふわふわな食感が合わさって、口の中でたくさんの食感がはじけます。
甘さと爽やかさのバランスが良く、あっという間に完食しました。
コンポートとシロップ、ジェラートを合わせて、かき氷ひとつに使われている桃は約1個分だそう。
使っている桃は、岡山や和歌山など、そのときの桃の状態に合わせていいものを仕入れているとのこと。
店内では自家製ジェラートの販売もしていますが、桃のジェラートはかき氷でしか食べられません。
桃から作られる数も限りがあるため、ジェラート単品で売れるだけの大量生産ができないそうです。
桃の香りが爽やかなジェラートも、かき氷と合わせて堪能してくださいね。
また、桃のコンポートやシロップも作り置きをせず、ほぼ毎日仕込んでいるとのこと。
コンポートの桃は、味だけでなくツヤがある見た目を出すためにも工夫があるそうで、目でも楽しめます。
桃のかき氷も練乳のありなしが選べますが、練乳をかける人がほとんどだそうです。
桃のかき氷は旬の期間のみの販売となっており、終了時期は未定。
現時点では8月いっぱいは食べられる可能性があるそうです。
終了時期については公式Instagramで随時更新されます。
メニューも内装もシェフのこだわりが詰まったお店
Bakery & Cafe La vie bell オーナーシェフ・白川浩之さん
ジョリーフィスの駐車場だった場所に、新たにカフェスペースとしてできたラヴィベール。
緑溢れる店内とメニューには、こだわりが詰まっています。
ラヴィベールのオーナーシェフ、白川さんにお店について伺ってきました。
毎年アップデートされるかき氷
かき氷メニュー
暑い季節に提供しているかき氷は、昨年と同じメニューであっても小さな改良を重ねているそうです。
「例えば、以前は既製品の練乳を使っていましたが今は練乳も手作りにしました。お店のかき氷に合う練乳が出来上がったので、ぜひ練乳ありのかき氷を食べて欲しい」と、話す白川さん。
もちろん、かき氷作りはすべてが順調に進むわけではなく、これまでに苦労したこともあったそうです。
「色んな食材を試してみてコレだ!と思ったメニューでも、スタッフの試食の結果ボツにすることもあります。若い世代の意見は大切ですから、押し通さず満足いく味になるまで試します」とのこと。
過去にはピスタチオなどの食材も試作してみたそうですが、現時点では商品化には至っていません。
今後、新しく登場するかもしれないフレーバーに期待したいですね。
なお、シェフは調理師専門学校に通っていた経歴があるため、スイーツ以外に和洋中の料理もお手の物!キッシュやスープなどのプレートご飯も絶品。
カフェだけでなく食事でも利用したいですね。
シェフの趣味が詰まった店内!一部は販売開始
ラヴィベールの店内いたるところに観葉植物が置かれており、それらすべてシェフが育てている趣味のものだそう。
「元々はここまで数はなかったけど、株分けをしていくうちに増えてきて…。今は一部を販売しています」と、白川さん。
実際に観葉植物やシェフが自らDIYした植木鉢などが売られています。
ちなみに、店内テーブルもDIYされたものが使用されています。ぜひ内装も堪能してくださいね。
Bakery & Cafe La vie bellの基本情報とアクセス
Bakery & Cafe La vie bell・外観
アストラムライン「伴中央」駅の西出口を出て、沿線沿いを北方向(大原駅方面)に向かって歩きます。
川中醤油がある交差点を渡ってすぐ左手にあるのが系列店のジョリーフィス。
奥の小さい建物がラヴィベールです。道を挟んで向かいにはジーンズファクトリーがあるため、目印にしてください。
Bakery & Cafe La vie bell
Bakery & Cafe La vie bell・内観
住所 | 広島県広島市安佐南区伴中央2-1-6 |
TEL | 082-209-0446 |
営業時間 | 9:30~17:00(LO 16:30) |
定休日 | 火曜日 ベーカーリーは金・土・日・月のみ営業 |
駐車場 | 15台あり |
公式Instagram | https://www.instagram.com/la.vie.bell__2022/ |
アストラムライン沿いにあるBakery & Cafe La vie bellでは、シェフこだわりのかき氷が堪能できます。
毎年細やかなアップデートがされており、その年一番おいしいかき氷がいただけます。
珍しい焼き菓子のようなかき氷に、ぜひ舌鼓を打ってみてくださいね。
ライター/丸山希
※紹介している内容は2023年8月取材時点のものです。公開後内容が変更している可能性があります。