栗林公園〜日本三大秘境・祖谷を巡る!初めての香川・徳島旅行プラン
香川県・徳島県の観光名所をギュッと満喫
四国・香川県の定番観光地・栗林公園(りつりんこうえん)を起点に、徳島県の日本三大秘境と呼ばれる『祖谷(いや)』エリアを巡るプランを企画!四国が初めて、という方にはぴったりのおすすめ観光スポットと地元グルメを押さえてみました。それではスタート!
【スポット 1】栗林公園(りつりんこうえん)
香川県高松市の街の中心にほど近い『栗林公園』。国の特別名勝に指定されており、フランスの有名旅行ガイドで「わざわざ旅行する価値がある」と最高評価を受ける観光スポットです。
庭園散策におすすめなのが、何と言っても朝! 数あるビューポイントからは、園の魅力が100%詰まった絶景を楽しめますよ。
栗林公園(りつりんこうえん)
住所/香川県高松市栗林町一丁目20-16
電話/087-833-7411
https://www.my-kagawa.jp/ritsuringarden
【スポット 2】松下製麺所
栗林公園から歩いて行ける場所にあるのが、高松の下町でうどんを打って50年の『松下製麺所』。朝早くから常連が訪れ、黙々と麺をすすっているという地元感が、なんともいえず新鮮。こちらはもともと小売りからスタートしたお店。それゆえ、店内で食べる際も『うどん玉』を購入して自分で調理します。小麦と塩と水だけの、本当にシンプルなうどんを朝ごはんにどうぞ。
松下製麺所
住所/香川県高松市中野町2-2
電話/087-831-6279
http://www.matsushita-seimen.jp
【スポット 3】高松城跡 玉藻公園
香川県高松市の海岸近くにある『高松城跡』(別称『玉藻公園(たまもこうえん)』)は、『水戸黄門』として有名な徳川光圀の兄、松平頼重(まつだいらよりしげ)が拡張整備した城で、国の『史跡』に指定されていて『日本100名城』の一つにも数えられます。
明治維新後に廃城となり、老朽化などで多くの建物を失いましたが、見事な石垣や堀は『日本三大水城』と称えられた名城の面影を今に残しています。
高松城跡 玉藻公園
住所/香川県高松市玉藻町2-1
電話/087-851-1521(玉藻公園管理事務所)
http://www.takamatsujyo.com
【スポット 4】寄鳥味鳥(よりどりみどり)
香川県といえば、『うどん県』と呼ばれるほど讃岐うどんが有名ですが、うどんと同じくらい地元の人たちに愛されているご当地グルメがあります。
それが、鶏の骨付もも肉を丸ごと一本焼き上げた『骨付鳥(ほねつきどり)』。身が柔らかくジューシー、万人に愛される美味しさに、ビールがとまりません。骨付鳥は胡椒の味付けがしっかり効いているので、人によっては辛すぎると感じる場合もあるのですが、玉藻公園から徒歩10分『寄鳥味鳥(よりどりみどり)』の味付けは辛すぎずマイルドなのが特徴。一度食べると病みつきになること間違いなしです!
寄鳥味鳥(よりどりみどり)
住所/高松市兵庫町1-24
電話/087-822-8247
X(Twitter) @yoridori1986
Instagram @yoridorimidori1986
【スポット 5】丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
高松市内を移動して向かうのは、丸亀市。JR丸亀駅の南口を出て、すぐ右手に見えるのが『丸亀市猪熊弦一郎現代美術館』―通称MIMOCA(ミモカ)です。駅前という立地は、地方の美術館には珍しいのですが、画家・猪熊弦一郎(1902―1993)は、「美術館を日常に」という思いで自らこの場所を選びました。
地元では“いのくまさん”と親しまれる猪熊氏の息遣いが聞こえてきそうな展示品や空間を楽しんでみてくださいね。
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
住所/香川県丸亀市浜町80-1
電話/0877-24-7755
https://www.mimoca.org/ja/
【スポット 6】四国まんなか千年ものがたり
香川県〜徳島県へ
さあ、次は香川県を出発して徳島県へ。3両編成で走る列車『四国まんなか千年ものがたり』は、香川県仲多度郡・多度津駅~徳島県三好市・大歩危駅の間を運行している豪華列車。私たちを片道約2時間半の非日常へ連れ出してくれます。
コンセプトは、『大人の遊山(ゆさん)』。田舎の路線ならではの里山風景を車窓から眺めながら、秘境の渓谷にある駅を目指す、まさに『大人の遊山』となっています。
四国まんなか千年ものがたり
http://www.jr-shikoku.co.jp/sennenmonogatari/index.html
【スポット 7】かずら橋
徳島県三好市の山奥にある『祖谷(いや)』。ここは、日本三大秘境と言われるほどの手付かずの自然が残る観光地です。
日本有数の温泉地でもあるこちらの有名な吊り橋『かずら橋』は、祖谷に来たのであれば絶対に訪れてほしいマストスポット。全長45m、幅2m、祖谷川の水面から14mの高さに架かり、国の重要有形民俗文化財に指定されている吊り橋です。
シラクチカズラという植物で作られており、足場になっている木の間隔も広めで、一歩踏み出す度ゆらゆらと揺れてスリル満点!日中であれば実際に渡ることができますよ。
かずら橋
住所/徳島県三好市西祖谷山村善徳162-2
電話/0120-404-344(三好市観光案内所)
https://miyoshi-tourism.jp/spot/iyanokazurabashi/
【スポット 8】奥祖谷めんめ塾体験工房 古式そば打ち体験塾
続いておじゃましたのは、祖谷の料理名人、都築(つづき)さんが教えてくれる古式そば打ち体験塾。
こちらでできるのは、そばの実を石臼でひくところから始まる本格的なそば打ち体験!石臼を回しながら『祖谷の粉ひき節』という歌を歌ってくれるという特別な体験もでき、大満足間違いなしのスポットなんです。
奥祖谷めんめ塾体験工房 古式そば打ち体験塾
住所/徳島県三好市東祖谷若林84-1
電話/0883-88-5625
https://www.tsuzuki-syoten.com/
【スポット 9】桃源郷 祖谷の山里
祖谷の山奥には、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている『落合集落』があります。高低差390mにも及ぶ急傾斜に形成された天空の集落で、古くは江戸時代に建てられた建物も残っていましたが、近年茅葺屋根の古民家を改装し、最高の田舎体験ができる宿泊施設がオープンしています。
曲がりくねった山道の頂上にある建物からは、古くから変わらぬ里山の風景を見下ろすことができます。夜には満天の星空も。あなたも祖谷で『星に一番近い夜』を過ごしてみませんか?
桃源郷 祖谷の山里
住所/徳島県三好市東祖谷落合142(受付事務所)
電話/0883-88-2540
【スポット 10】天空の村 かかしの里
続いて向かうのは、祖谷(いや)の奥の奥の奥のほ~うにある『天空の村』。『かかしの里』と呼ばれるこの場所には、その名の通り、地元住民によって作られた『かかし』が、まるでそこで暮らしているかのように存在しています。
車道を走っていると、とつぜん道端に現れる人形たち。バス停の中でバス待ちをしていたり、休憩所のようなところで休んでいたり、中には農作業をしている人形も。
彼らはみんな、地元住民の方が作った『かかし』。そんなかかしたちが暮らす不思議な『かかしの里』を是非一度味わってみて。
天空の村 かかしの里
住所/徳島県三好市東祖谷菅生191
【スポット 11】中華そば いのたに
さあ、祖谷から徳島市内に戻ってきました。香川では讃岐うどんでしたが、徳島旅で欠かせないのが、こちらの『徳島ラーメン』。お盆ともなれば、信じられないほどの長蛇の列を作る超有名店・茶系徳島ラーメンの『中華そば いのたに』です。
今では、徳島ラーメン巡りの第一番札所として、外せないお店になっています。具材は、チャーシューではなく甘辛く煮た豚バラ肉。トッピングは、味玉ではなく、生玉子が主流です。生玉子をくずして、麺に絡めて食べると…もうたまりません!甘辛い濃厚なスープに、玉子のマイルドさ…これが美味くないはずがない!みなさんも一度試してみてくださいね!
中華そば いのたに
住所/徳島県徳島市西大工町4-25
電話/088-653-1482
http://www.inotani.jp/instanthp/page01.html
瀬戸内Finder編集部
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