【STU48】ぺこぱ&STU48が山口の都市伝説?解明に挑む!

瀬戸内7県を拠点に活動するアイドルSTU48の沖侑果・中村舞が、ゲストの大人気コンビ「ぺこぱ」(松陰寺太勇・シュウペイ)とともに、番組的山口県の都市伝説を探り、それを解明するチャレンジに挑みました。(「せとチャレ!STU48」2023年7月6日放送)。

 

 

ぺこぱをゲストに迎えた山口編第3弾。今回は、「2つのせとチャレ!的山口県都市伝説解明にチャレンジ」の模様をお届けしました。ぺこぱの2人(松陰寺太勇・シュウペイ)、沖ちゃん(沖侑果)、舞Q(中村舞)。そして、今年開局30周年を迎える山口朝日放送の新人アナウンサー、玉野初季(たまのいぶき)アナウンサーが加わった愉快な5人組で番組をお届け。

今回行うチャレンジ、まず1つ目の都市伝説の舞台は、3年連続お邪魔する温泉旅館・湯田温泉「西の雅常盤」さん。ここで囁かれる?山口県都市伝説は、「女将の進化が止まらない、らしい・・・」というもの。まずは伝説の源、旅館の名物「女将劇場」の模様をVTRでお勉強した5人は、女将の衝撃のパフォーマンスに言葉を失いつつ、ついに生ける伝説の女将とご対面!

 

 

劇場で待っていたのは、女将劇場の主役、大女将の宮川高美さん。78歳になった今でも、毎晩ステージに立ち続けるまさに「都市伝説級」の女将なんです。現在の演目数は驚愕の175個。さらに、温泉の様に湧き出るアイデアはとどまる事を知らないようで・・・。現在、女将は夏に向けた三世代に喜ばれる新演目、怪獣ショーを構想中なんだそう。そこで宮川さんから、「一緒に怪獣ショーをやりませんか?」とお誘いが。「とりあえず怪獣やって、なんて発注受けたことない!」と驚くぺこぱの2人をよそに、早速ショーの準備へ。

ぺこぱの2人は女将劇場のお家芸、人形とのラインダンスを担当。舞Qは人形をタテに並べたラインダンスを担当し、沖ちゃん&玉野アナはケンタウロス調の怪獣着ぐるみで怪獣を演じます。そして、人知れず戦闘衣装のレオタード姿に変身した女将は、準備とともに本番モードに。指導にも熱が入りはじめ、ぺこぱの名前を何やら別の名前で呼び始めます。疑問に思った松陰寺さん、「僕らのこと何て言ってます?」と聞くと、「HEY!コバさん」と即答。コンビ名まで変えてしまうほどの熱量で、説明がないまま怒涛の本番に突入!

 

 

ゴリゴリのダンスチューンのBGMが鳴り始めて、ますます困惑する5人ですが、女将の熱はもはやMAX。怪獣役の沖ちゃん&玉野アナ、タテ人形担当の舞Qには「早く行け!」「踊りの邪魔になる!早く逃げろ!」「向こう行け!」の指導が飛び、人形ラインダンス担当のぺこぱさんには、「なんじゃそりゃ!へっぴり腰じゃない!」とこれまた指導が。最後には松陰寺さんがヘロヘロになってしまいましたが、ショーは「万歳!」の声とともに終了。

この熱量こそ女将が繰り出す女将劇場の真骨頂!女将いわく、「毎日行われるステージには命をかけている」とのこと。湯田温泉が、西の雅常盤が大好きだから盛り上げたい、というピュアな心と、揺らぐことのない強い信念が、都市伝説たるゆえんなのです。最後にはシュウペイさんにも気持ちが移ったか、旅館側の顔つきに変貌。とにかく、これからも進化し続ける西の雅常盤さんの伝説、女将劇場から目が離せません。

 

興奮冷めやらぬ中、玉野アナから続いて解明する都市伝説を発表!それは「人里離れた山奥に、リアル宇宙ステーションがある、らしい・・・」というもの。興味深いテーマですが、ここで「大事な用事がある」という玉野アナとお別れ。「せとチャレより大事な用事があるのか?」と問い詰めるシュウペイさんに、玉野アナは「結構あります」と即答。大物の予感を感じたところで、早速現地、周南市の山奥へ。ちなみに山口県は、JAXAの拠点が設置されるなど、宇宙産業を積極的に推進する県でもあるんです。そんな山口県の宇宙ステーション、否が応でも期待が高まります。

携帯の電波が届かないほどの山奥にたどり着いた一行。切り拓かれた空間にぽつんと佇むのは、銀色のUFOや、謎の遊具?の数々。とりあえず、最も大きなUFOを目指します。「ひもを引っ張ると鳴く銀の宇宙ゾウ」に「謎の参画木馬」、「謎の黄色大太鼓」などの遊具を楽しんだ4人はUFOに続く宇宙橋を渡り、いよいよ内部へ。待っていた宇宙人?は「ヤマサキです!」とあっさり自己紹介します。

 

 

 

この施設は「宇宙の駅」といって、簡単に言うと宇宙っぽい遊具のある公園的なスポット。日頃はフィットネススタジオを経営しているのですが、モノづくりの趣味が高じて約20年もの歳月をかけ、ほぼ一人で施設を作り上げたんだそう。普段は立ち入り禁止ですが、開放日には地域の子供たちの遊び場となっている、地元に愛されているハートフルスポットなのです。

そんな山崎さんは、「中に乗れるUFOが無い」ということで、宇宙にはそんなに興味がないものの、自身は「宇宙の中の地球の中の日本の中の山口県人」として、宇宙ステーションを作り上げたのでした。まさにこの志が、「都市伝説」なんです。こうして、2つの都市伝説の解明チャレンジは終了。調査の結果、本当に伝説級だったのは2人の「宇宙レベルの志」。女将・宮川さん、そして宇宙の駅長・山崎さんの情熱から、また新たな都市伝説が生まれるかもしれません。

 

 

さらに今回はもう1つ、毎週月~金曜日夕方4時40分から放送中の番組「ピタニュー」とコラボした企画をお届けしました。広島地区での放送日、7月6日は各地に甚大な被害をもたらした「西日本豪雨」から5年の節目の日。そこで、改めて「防災」について考えるべく、沖ちゃん&みちゅ(今村美月)の2人が、最新の避難設備を揃えた呉市の学校を訪れ、防災へのハード・ソフトの備えを学びます。

 

 

西日本豪雨で甚大な被害を受けた「呉市天応地区」。今年の春、災害をきっかけに生まれた学校があります。この地区には「天応小学校」と「天応中学校」があったのですが、豪雨被害により中学校が使えなくなったため、中学校仮校舎として被害の少なかった小学校で授業を行ってきました。そして今年の春、小学校と中学校が一緒になる形で「天応学園」となり、現在1年生から9年生が通っています。

ここ、天応学園では、西日本豪雨を忘れないために防災に対する授業を実施。また、ハザードマップを元に、避難経路や地域の危ない場所を実際に歩きながら写真を撮影し、確認しているんです。日頃からの防災に関する心構えの他にも、天応学園では最新の災害対応型体育館が建設されています。その細やかな配慮や作りを学んでいきました。災害時に避難所としても機能する体育館は、ステージの奥がガラス張りになっているんです。これは、避難所生活が長くなった場合の被災者のストレスを軽減させ、かつ外からも避難所の様子が見られるようにするため、という配慮が。また、体育館1階には家庭科室があります。外とダイレクトにつながっていますが、これは災害時に炊き出しをスムーズに受け渡すことができるようにするため。他にも、体育館の2階入口には道路から直接アクセスできる経路を設けるなど、災害時の「困った」に対応する様々な配慮がなされていて、沖ちゃん・みちゅも感心しきり。

最後は、チャレンジパートとして、「段ボールベッド」作りにチャレンジ。学校では、避難所生活で少しでも快適に寝られるようにと段ボールベッドが置かれていて、生徒さんもお泊り訓練で実際にベッドを作り、眠っているんだそう。この段ボールベッド、作るのに使用するのは段ボールとガムテープだけ。道具はいっさい必要ありません。沖ちゃんチーム、みちゅチームに別れ、生徒さんと楽しみながらベッドを制作。あっという間に、頑丈で寝心地の良いベッドが完成しました。沖ちゃん&みちゅ、楽しみながら防災を学ぶことができました。災害を実際に体験した生徒さんは、「災害に対する知識や設備は、使わない方が平和だと思う」と言います。ない方がいい災害、でもいつ起こるかわからない災害に対し、日頃から備える意識がとても大切なんです。

 

 

次回のせとチャレは、再び「西の雅 常盤」からスタートします。旅館、そして宇宙の駅という全く同じ2つの場所でお届けするのは「卓球」!同じ場所で別企画という新感覚タイムリープ企画、お見逃しなく!!

 

■番組情報

次回『せとチャレ!STU48』は、2023年7月13日木曜 深夜0時21分放送

ひろしまリード編集部

地元編集部が「広島をもっと楽しく」するヒントを毎日お届け!広島を愛するみなさんに、広島を満喫してもらえるような情報を発信しています。
生活に彩りを添えるウェブメディアを目指し、名前の「リード」には、read(読み物)とlead(案内する)の2つの意味を込めています。

 

LINE はてブ Pocket