うのまち珈琲店の本格ランチ&クリームソーダ!本好き・推し活にもおすすめ|広島市中区
全国的にブームとなっている「推し活」。二次元やアイドルのほかに、広島ではカープやサンフレッチェなどスポーツ選手を推している人も多いのでは?
広島市の中心部、旧市民球場跡地には、ランチやカフェ利用はもちろん、推し活にぴったりの「うのまち珈琲店」がありますよ。
広島市内では珍しいブックカフェなので、いつもとは違った空間でゆっくり過ごしたい人にもおすすめです。
今回は、カレーのランチと人気のスイーツを取材してきました!
お食事セット・カレーセット
お食事セット・カレーセット 1,300円(税込)カレーセットは「ひき肉とトマトのカレー」とサラダ、ドリンクがついたお得な内容です。
野菜はトマトのほかに、玉ねぎやキャベツ、にんじんをしっかり煮込んでいるのが特徴。酸味も感じられ、デミグラスソースのような味わいがあります。
香辛料は控えめで、カレー独特の辛さを出しすぎないようにしているのだそう。
「本格派カレーを作るカフェが流行っていますが、うのまち珈琲店は高齢のお客さまも多いので大衆派のカレーに仕上げています」とのこと。
実際、カレーの香辛料が苦手な編集部も、ぺろりと平らげました!
ドリンクは、本日の珈琲(HOT or ICE)かリンゴジュースから選べます。コーヒーは苦味と酸味どちらも控えめなので、すっきりした喉越しが特徴です。
カフェ利用はパフェ&クリームソーダが人気
うのまち珈琲店は、ランチだけでなくカフェメニューも充実しています。
今回は「クレームブリュレの季節のパフェ」と「うのまちクリームソーダ」をいただきました。
クレームブリュレの季節のパフェ
クレームブリュレの季節のパフェ 1,100円(税込)黄色と白のコントラストが美しい「クレームブリュレの季節のパフェ」。
下からオレンジソルベやグラノーラ、バニラアイス、ゴールドキウイなどが入り、上はキャラメリゼされたクレームブリュレになっています。
キャラメリゼをスプーンで割り、パイナップルやクリームといただきます!
クリームやバニラアイスは甘いですが、キャラメリゼの苦味やゴールドキウイの酸味が中和してくれ、最後まで重たくならずに食べ終えました。
うのまちクリームソーダ
うのまちクリームソーダ 800円(税込)
取材中もオーダーが絶えない「うのまちクリームソーダ」は、今ではお店の看板メニューです。現在はカラーが増えて、5色から好きな色を選べます。
うのまちクリームソーダ
柑橘風味の「あお」と「あか」、パイン風味の「き」、キウイ風味の「みどり」、お花風味の「すみれ」と、どれも鮮やかな色合いが特徴。
ほかの店舗では「あお」が人気だそうですが、土地柄なのか、広島店はカープにゆかりのある「あか」がよく出るそうです。
”推し活”と相性の良いのが、このうのまちクリームソーダ。推しカラーのクリームソーダにアクリルスタンドやぬいぐるみを添えて、写真を撮る人も多いですよ。
大きなバニラアイスは落ちやすいため、添えられている小皿に移して混ぜてから再び乗せていただきます。
柑橘風味とあって酸味が強くスッキリとした口当たりです。なお、クリームソーダを含むドリンク類は、テイクアウトにも対応しています。
岡山・宇野町からスタートしたブックカフェのヒストリー
うのまち珈琲店 代表 小田墾さん
代表である小田さんの地元、岡山県からスタートしたうのまち珈琲店。今では広島店を含め7店舗まで増えています。
うのまち珈琲店のこだわりと、人気の秘密を伺ってきました。
ラフな選書のブックカフェなので手に取りやすい
うのまち珈琲店・店内
ブックカフェとしてスタートしたうのまち珈琲店。当初を振り返ると、初めての試みで、どうすることが正解なのかわからなかったそう。
「ブックカフェというと本好きのオーナーがこだわりの本を選書しているイメージがありますが、どちらかというと私はそこまで本好きではないんです…」と小田さんは話します。
「だからこそ、手に取りにくい本ではなくラフな選書になっています」とのこと。
店内は子ども向けの絵本や芸人さんのエッセイ、漫画など多彩なジャンルが並んでおり、普段は本を手に取らない人も読んでみたくなるラインナップになっています。
広島店には、広島にゆかりがある著名人の本もあるため、ぜひ店内を見渡してみてくださいね。
うのまち珈琲店・店内
店内テーブルに置かれたしおりは、店内の本に挟むことができます。何度も通って読み進めるのも良いですね。
なお、しおりには自身の名前やSNSアカウントを記しておけるため、同じ本を読んだ人との繋がりを生むこともあるそうです。
宇野の土地柄からお店作りのヒントを
宇野は岡山県玉野市にある港町であることから、店内や食器にカモメの姿が見られます。
「宇野は港町で、カモメは身近な存在。店名もモチーフもすべて地元が起源になっています」とのこと。
また、入店を知らせるチャイムも鳥のさえずりになっているなど、随所にこだわりが感じられます。
そのほかにも「広島店は街中ですが、宇野のお店は郊外で高齢者も多い。どの世代にも受け入れられやすいお店作りを意識しました」とのこと。
広島店でも老若男女を問わず人気があり、取材に訪れた日も、男性1人で来店している姿も見られました。
今後の展望を聞いてみると「奈良や鎌倉、東京など次々に出店を進めてきたので、一旦は広島で落ち着く予定です。けど、挑戦したい気持ちは常にあるので、月日が流れたらまたどこかに出店しているかもしれませんね」と、小田さん。
うのまち珈琲店の今後の動向からも、目が離せませんね。
うのまち珈琲店のアクセスと基本情報
SHIMINT HIROSHIMA
広電「原爆ドーム前」をそごう方面に渡ってすぐの「SHIMINT HIROSHIMA」内に、うのまち珈琲店はあります。
アストラムラインの場合は、県庁前下車後、グルメゲート側西7出口を出るとすぐに見えます。
1階にはローソンやパン屋「LUCKY BAKERY」が入っているため、目印にしてくださいね。
うのまち珈琲店基本情報
うのまち珈琲店・外観
住所 | 広島県広島市中区基町5-25 シミント広島B棟 2F |
TEL | 082-225-8853 |
営業時間 | 11:00~20:00(LO.19:00) |
定休日 | 無(施設に準ずる) |
駐車場 | 無 |
予約 | 不可 |
公式サイト | https://unomachi.stores.jp/ |
https://www.instagram.com/unomachi_coffee/ |
賑やかな街中にあるうのまち珈琲店は、港町の穏やかな空気が感じられるお店です。
普段のランチはもちろん、推し活や本をじっくり楽しみたいときにも利用しやすいのが魅力です。
ぜひ、うのまち珈琲店で癒しのひと時を過ごしてくださいね。
ライター/丸山希
※紹介している内容は2023年7月取材時点のものです。公開後内容が変更している可能性があります。