あの生き物とお友達!?四国水族館の顔「マダライルカ」の生態|地球派宣言

地球派宣言の恒例企画がリニューアルして帰ってきました。

さかなのおにいさんこと川田一輝(かわた・かずき)さんが魚の生態について解説するコーナー。

 

さかなのおにいさん 川田一輝さん

 

今回の舞台となるのは、四国水族館。

 

四国水族館の大水槽

 

そして、今回からアナウンサーが変わり、今年4月に入社したばかりの岡本愛衣アナが登場。

 

岡本愛衣アナ

 

今回は、四国水族館の顔ともいえる生き物を紹介してもらいます。

その生き物を見るため二人がやってきたのは、イルカプール。

四国水族館の顔ともいえる生き物は、イルカなんです。

 

四国水族館のイルカプール

 

この四国水族館のイルカプールはアクリルパネルがなく、間近にイルカの姿を見ることができます。

 

四国水族館のイルカプール

 

さらに、その背景には美しい瀬戸内海が広がっています。

しかし、ロケ当日はあいにくの天気。

この日は見ることができませんでしたが、川田さんいわく、晴れた日の夕方ここに来ると、まるでラッセンの絵のような光景が広がるそう。

 

ロケ当日の四国水族館のイルカプール

 

その様子がこちら。

美しい背景を背に、華麗にジャンプするこのイルカは、全身のマダラ模様が特徴的な「マダライルカ」といいます。

 

晴れた日の四国水族館のイルカプール

 

ここからは、そのマダライルカの生態について川田さん自らが描いたイラストで解説してもらいます。

今回のテーマは、「マダライルカのお友達」。

 

イラスト:川田さん

 

そもそも、マダライルカの生息域はかなり広いらしく、ハワイにもいるそう。

 

イラスト:川田さん

 

そして、かなりの数で群れをなすマダライルカ。

その群れをよく見てみると、違う生き物が・・・

 

イラスト:川田さん

 

その生き物とは、「キハダマグロ」。

エサとなるイワシを獲るという目的が一緒のため、行動を共にすることが多いんだとか。

 

イラスト:川田さん

 

しかし、マグロと共生することで、ある問題が発生。

それは、マグロ漁の網にマダライルカが入ってしまうこと、いわゆる「混獲(こんかく)」が起こり、一時は何万頭ものマダライルカが間違って獲られてしまったそう。

そういったことが起こらないよう、間違って他の生き物を獲らないようにする、卵をもった魚を逃がす、網の目を大きくするといった対策を行う、そしてそのことを消費者である我々も知識として知っておくことが大切だと川田さんはいいます。

 

海の生き物と末永く付き合っていくために大切なことを話す川田さん

 

 

広島ホームテレビ『ピタニュー
地球派宣言コーナー(2023年6月14日放送)

SDGs

 

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