【STU48】リニューアルオープンした美術館で現代アートを独自考察!
瀬戸内7県を拠点に活動するアイドルSTU48の甲斐心愛・福田朱里が、芸術家としての顔を持つ人気芸人・とろサーモン久保田かずのぶさんとともに、広島市現代美術館で現代アート作品に触れながら、メッセージの考察するというアート企画に挑戦しました。(「せとチャレ!STU48」2023年6月1日放送)。
今回のせとチャレ!は、番組初登場となった、とろサーモン久保田かずのぶさんをゲストに迎え、今年3月にリニューアルオープンしたばかりの広島市現代美術館を舞台に、現代アートを勝手に考察していく「芸術さんぽ」をお届けしました。
ゲストの久保田さんといえば、去年開催した個展で作品が全て完売するなど、新進気鋭のアート芸人としても活動中!そんな久保田さんと、ここあ(甲斐心愛)&あかりん(福田朱里)のコンビが、現代アートのアレコレを勝手に考察しながらお散歩していきます。
今回の「おさんぽ仲間」は、広島市現代美術館の学芸員・角奈緒子さん。館内に入ると、早速気になるモノを発見。何やら大きな「モ」の字が。看板のようなのですが、この「モ」が一体何なのかを考察。ここあは「モラル」の「モ」と回答し、久保田さんから「そんなにモラルが無いのかこの街は」とツッコミがが入ります。正解は、広島発のスポーツ競技球を作るメーカー、「モルテン」さんの企業看板の中の「モ」なんだそう。こちらでは、広島市内に存在する様々な文字の「フォント」を集めていて、それらの一部で新たな表現を提示しています。
続いては、正方形の額に収められた「濃い赤色」の作品。ちなみに作品名は「SCARLET PORTAL」なのですが、こちらの作品に込められた秘密を考察。ここあは作品にあたる光の反射自体が作品、と興味深い考察。あかりんは、作品を見て「段ボールで出来ている」と、作品をじっくり見て回答。感心する久保田さんの答えは、活字にすると・・・なので割愛!正解はこの作品、何と「ワイン」でできているんだそう。なぜワインを使って作品を作ったのか?それは、現地で実際に考察してみてください!
続いては、屋外の「彫刻作品」。複数枚の透明な板が放射線状に配置されていて、その隙間に生の果物がはさまり、間にブドウの木などが植えられています。果物の中には朽ちてしまったものも地上に落ちていて、それ自体も作品なんだそう。この作品、「○○の○○」というタイトルなのですが・・・ここでも久保田さんの「夜」の妄想が炸裂し、ここあ&あかりんも困惑。この作品、タイトルは「禁断の果実」なんだとか。彫刻作品といっても、表現や材質の幅がとても広いのも現代アートの特徴です。
その他にも、一見では珍しくもない空き缶や破片などを集めて芸術性を見出した作品の展示もあり、3人は「アート」の概念の広さを感じながら考察を進めていきます。
続いて向かったのは、屋外彫刻エリア。ここ、広島市現代美術館では屋外の常設野外彫刻は誰でも無料で見られるとあって、芸術好きならずとも人気のエリア。これらの野外彫刻を見ていきます。
2mほどはあろうかという立派な体格の「鳥」の彫刻のタイトルを当てる考察では、ここあのオヤジギャグが繰り出されるも、見事不正解。正解のタイトルは、「小さな鳥」。久保田さんは間髪入れず、「いや大きいですよ」と疑問を呈しつつも、考察は盛り上がっていきます。
最後の考察は、大きな石の箱のような作品。この中に入っているのは何か、を当てるというもの。ヒントは「コンセント」でつながっている、というポイント。ここあ、あかりん、久保田さんそれぞれ考察を披露しますが、いずれも不正解。
それもそのはず、作品に入っているものはまさかの「電話」だったのです。広島の空気、自然の音を地球上どこにいても電話越しで感じられるという作品で、実作品がスピーカーホンになるので、作品越しに電話相手と話せるんです。感心しつつ、早速久保田さんが作品に電話をかけてみると、スピーカーで作品から久保田さんの声が!驚く3人ですが、興味津々のここあ&あかりんは久保田さんからの電話の問いかけにも答えず、会話はかみ合いません。最後は「ちゃんと会話してくれや!」と、シンプルなクレームでさんぽの幕を閉じたのでした。
今回のおさんぽの舞台となった広島市現代美術館では、リニューアルオープン記念特別展「Before/After」を6月18日まで開催中。皆さんも是非足を運んで、現代アートに触れてみてください。
次回のせとチャレ!は、とろサーモン久保田さんによるお悩み相談室を開講!お相手は、今年3月に加入したばかりの「STU48・3期研究生」メンバー。久保田さんの飾らない本音のアドバイスに、メンバーも涙!お楽しみに♪
■番組情報
次回『せとチャレ!STU48』は、2023年6月8日木曜 深夜0時15分放送
ひろしまリード編集部