【カープ】 “九里の背番号12” を受け継ぐルーキー大道温貴投手の決意とは?
「闘志むき出しで投げるところは似ていると思う」と話すのは、ドラフト3位ルーキーの大道温貴(おおみち はるき)投手。去年まで九里亜蓮投手がつけていた背番号を受け継ぐ事について、そう答えた。
広島ホームテレビ『ひろしま深掘りライブ フロントドア』では、背番号12を与えられた若鯉・大道投手をフカボリ。期待感が高まる即戦力右腕に話を聞いた。
大道投手はマックス150キロのストレートを武器にスライダー、カットボール、チェンジアップなどを操る右の本格派。父親の仕事の関係で小学校2年生から5年生までシンガポールで生活し、そこで野球と出合い、プロ野球選手まで昇り詰めた。
八戸学院大学では、1年の時から主力選手として活躍。去年の北東北大学野秋季リーグ戦では36イニングを投げ、失点はわずか1。0.25の防御率0.25の成績を残し、最優秀防御率のタイトルを獲得した。武器は三振を奪うことで、同リーグ戦の奪三振率は15.00。三振へのこだわりは「三振を取れたらいいが難しいと思うので、最初はこだわらず打たせて取って結果を残し続けたい」と言う。
また、2016年のカープドラフト2位で入団した高橋昂也投手とは高校時代に県大会で投げ合い、「高校3年夏の埼玉大会準決勝で完封負けしました」と明かす。高橋投手に敗れて逃した甲子園。高校卒業後は大学に進学し、4年後のプロ入りを目指した。「やっと同じステージに立てたが、昂也(高橋)はもうプロで結果を残しているので早く追いつけたらいいと思う」と野心を抱く。
さらに背番号を受け継ぐ九里投手については、「しっかり目の前で投球を見て、負けずに頑張りたい」。目標とする数字について聞かれると「本当にはっきり言えないです。1年間ガムシャラにやって、その結果どうなるか楽しみなので、まず1年間は前を向きながらやりたい」と力を込める。
昨シーズン、チーム防御率4.06と苦しんだカープ投手陣。救世主となるべく腕を振る大道投手の姿に、スタジオでは期待を寄せると同時に、その“男前”の容姿にも注目する。昨年同様、実力あるイケメンピッチャーの誕生に、また女性ファンの視線も集めることだろう。
広島ホームテレビ『ひろしま深掘りライブ フロントドア』(土曜13:00) 2021年1月16日放送
ライター 湯谷葉子
☆YouTube「勝ちグセ。Carpチャンネル」
ドラフト3位 大道温貴投手は「強いハート」を見ろ!