縁起を担いで 「幸せをめしとる」宮島杓子

世界遺産のある島、廿日市市宮島。商店街の至る所に「杓子」が置いてあります。
この宮島杓子は「飯取る」ことから、「幸せをめしとる」と昔から縁起物として親しまれて来ました。

 

杓子 (C)HOME

 

日本三大弁財天の1つ、厳島弁財天が持つ「びわ」をモチーフに作られたと言われており、職人の技が生み出す絶妙な丸みが特徴です。
今年の抱負や名前などを入れることもできます。

 

びわ型杓子 (C)HOME

 

「杓子の家」宮郷厚樹さん-
ここ宮島は「神の島」なので、禁じられているものが多くあります。農業、漁業、牧畜もダメです。
この小さな島で、大正終わりごろ~昭和初めまで、日本のしゃもじの8割以上を作っていました。
大隈重信が宮島に来られた時も「是 天下の富をスクい取るものなり」と公言するほど盛んでした。

 

200種類以上ある宮島杓子。
オリジナルの杓子で縁起を担いでみませんか。

 

八幡アナと杓子 (C)HOME

■杓子の家
広島県廿日市市宮島町488
0829-44-0084
営業時間:午前9時半~午後5時 水曜定休日
宮島杓子 税込み1500円~

 

 

広島ホームテレビ『みみよりライブ 5up!』(2021年1月8日放送)
「ググッと瀬戸内」

ひろしまリード編集部
※掲載された記事・情報は、取材当時のものです。予めご了承ください。

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