40年間変わらぬ値段!桃丘の激安カレーランチ|広島市中区

広島市の中心部にある並木通り。

ファッションやスイーツのお店など、さまざまなお店が立ち並び、連日多くの人で賑わっています。

 

そんな並木通りには、外までカレーの良い匂いが届くスポットがあります。

今回は、カレーの香りの元である「桃丘(とうきゅう)」にお邪魔しました。

 

ランチで人気のカレーメニューをいただきながら、40年間愛され続けている秘訣について話を伺ってきました。

 

人気のランチメニュー2選

桃丘フードメニュー 桃丘フードメニュー

 

たくさんのメニューがある中から、今回はランチで一番人気のカレーと店主おすすめのカレーをいただきました。

 

他人カレー

他人カレー(5時まで)650円 他人カレー(5時まで)650円

 

さらさらのルーに茹で卵とビーフカツが乗った「他人カレー」は、ランチ限定のメニューです。

一口食べると、ルーの辛さが舌を刺激します。

あとから甘みが口の中に広がってくるため、辛さが尾を引かず次々食べられました。

 

ライスの上には自家製ビーフカツが乗っており、しっかりと食べ応えがあります。

茹で卵といっしょにカレーを食べると、少しマイルドな味わいに変化しますよ。

額に汗をかくような辛さではないため、辛いのが好きな人はお好みで辛さをプラスするのがおすすめです。

 

店主によると「1.5辛~2辛までの辛さは、追加する人が多いですよ」とのこと。

なお、1.5~5辛まではプラス50円で追加できますよ。

ちなみに、小学生までが対象となっている「お子様カレー」(500円)は、まったく辛くないそうなので、家族でのランチにもおすすめです。

 

 

ササミチーズカツカレー

ササミチーズカツカレー 690円 ササミチーズカツカレー 690円

 

他人カレーと同じルーに自家製ササミチーズカツを乗せた一品。

ササミとチーズを衣で包んで揚げており、マイルドな味わいです。

チーズの量も多すぎず、主張しすぎないため最後までおいしくいただけました。

チーズが熱々のうちに食べてくださいね。

 

また、ササミチーズカツと茹で卵を乗せた5時までのランチメニュー「親子カレー」(600円)もランチの時間帯はよく出るそうです。

 

ちなみに、さらにトッピングするなら「モッレラチーズ」(80円)がおすすめとのこと。

本場デンマークの水牛チーズを塊で仕入れ、お店で食べやすい大きさにカットして提供しています。

「良い食材にこだわりすぎて赤字ですよ(笑)」と話す店主の笑顔からは、お客様を想う気持ちが伝わってきました。

 

 

創業から40年間で変わったこと・変わらないこと

写真右・店主:太田博也さん 左・妹:太田記子(のりこ)さん 写真右・店主:太田博也さん 左・妹:太田記子(のりこ)さん

 

1982年に創業した桃丘は、2022年で40周年を迎えました。

同じ土地で変わらず40年続けるのは、大変だったと思います。今と昔、変わったことと変わらないことを聞いてみました。

 

 

価格は40年前から変わらずそのまま

桃丘

 

「40年で変わらないのは、価格ですかね。物価は上がっているので利益は昔の方がありましたよ」と、妹の記子さんが話してくれました。

年月とともに提供するメニューは厳選してきたようで数は減ったそうですが、現在あるメニューは40年前と同じ値段なのだそう。

 

「常連さんの方がお店の経営を心配してくれるんです」と、店主の博也さん。

常連さんの中には、お店が無くなる方が困るから値上げをしてくれ!との声もあるようです。

確かに、今時600円台でカレーを食べられるお店は少ないでしょう。

 

「仕入れる食材の値段も上がってきていますが、今のところ価格を見直す予定はないんです。持ち帰りにも対応していますが、容器代もいただいていません」とのこと。

ちなみに、キャッシュレス決済は対応していないため、現金のご用意を忘れずに。

 

 

味は40年で変わってきた結果、今に至る

他人カレー

 

今でもピリッとした辛さが印象的な桃丘ですが、40年前はもっと辛かったのだそう。

「年齢を重ねると性格が丸くなってきて、合わせて辛さもマイルドになりました」と、話してくれました。

40年かけて少しずつ改良してきたルーですが、今の味から変える予定はありません。とのこと。

 

昔と味は変わっても、作る工程や手間は変わっていません。

40年間継ぎ足しで作ってきたルーですが、なんと夏は10時間、冬は20時間ほど煮込んで作っているそうです。

さらさらしたルーは、具材が見えなくなるまで煮込まれていた結果なんですね。

取材に訪れた日も、店内には仕込みに使われる玉ねぎが100個ほど積まれていましたよ。

 

 

多くの著名人が来店

桃丘店内 桃丘・店内

 

桃丘の店内はいたるところに著名人のサインが飾られています。

スポーツ選手や監督、お笑い芸人まで幅広い著名人にも愛されているのがわかりますね。

 

桐沢十三さんイラスト 桐沢十三さんイラスト

 

「広島の漫画家、桐沢(桐沢十三)さんも通ってくださり40周年には記念の絵もいただいたんですよ」と、幸せそうに話してくれました。

また、桃丘は海外からのお客さんも多く、英語表記のメニューも用意しているほど!

お店のいたるところに、店主がデザインしたキャラクターのイラストがありますよ。

 

店内は4人がけテーブル4席とカウンター7席となっており、忙しい時間帯はお客さんが入れ替わり立ち替わり絶えないようです。

電話予約も可能なので、大人数で来店したい場合などは、一度相談してみるのがおすすめです。

 

 

アクセス

桃丘・外観 桃丘・外観

 

広島PARCO本館とスターバックス広島本通り店の間の道を、並木通りに向かって歩くと、徒歩3分程度の場所に桃丘があります。

一階には韓国バルのお店「チュマル」があり、ビル横の階段を上った先が桃丘です。

お店の前はカレーの良い香りがしているため、匂いを頼りに探してみるのも面白いですよ。

 

40年間、常連さんに愛され続けている桃丘。

仲の良い兄妹できりもりしており、常に明るく笑顔がステキな2人でした。

カレーのピリッとした刺激と店主の元気がもらえるお店なので、ぜひ桃丘で楽しいランチを堪能してくださいね。

 

店舗情報

店名 桃丘(とうきゅう)
住所 広島市中区袋町9-4 第1田中ビル2階
電話番号 082-246-0433
営業時間 11:30~20:00頃 ※閉店時間は変動あり
定休日 木曜日 ※営業時間・定休日は変更する可能性があります

 

ライター/丸山希

 

LINE はてブ Pocket