【カープ】明暗わかれた堂林翔太と小園海斗 来季に向けて梵英心さんがアドバイス
『みみよりライブ 5up!』・北別府学の「週刊GO up!」(2020年12月7日放送)では、「今季、明暗わかれた2人 堂林と小園 来季はいかに?」をテーマに梵英心さんとお送りしました。
1人目は、今シーズン軒並みキャリハイの成績を残した堂林翔太選手についてです。
梵さんは好結果を残した打撃について、「自分で決めたセンターから右方向への意識をやり通せたことが良かった」と分析しました。
“盗塁”は、セリーグ3位の17個をマークした堂林選手。梵さんは、「常に走るようなイメージは無かったが、隙があれば走れる選手だと思った。ピッチャーのタイミングを盗むのが上手い選手だと感じた」と解説。2010年には盗塁王のタイトルを獲得した梵さんをもうならせました。
一方で課題として挙げたのは、セリーグワーストの18失策を記録した“守備”です。
「スローイングが課題だが、そう簡単には直せない。難しい打球ではなく普通の姿勢で捕球した時、どのように投げることができるか意識しても良いのではないか」とコメントしました。
守備力が向上すれば、走攻守、3拍子揃った選手として、いま以上に欠かせない存在となることでしょう。
続いて、2018年のドラフト1位・小園海斗選手です。
昨シーズンは、高卒ルーキーながら1軍で58試合に出場しましたが、今季はわずか3試合のみ。多くの時間をファームで過ごしました。
梵さんは、「何より同じポジションの田中広輔の復帰が大きかった」とケガ明けの田中選手の復帰に言及。「もっと武器を磨かなければ、田中という大きな壁を超えられない」と特徴を見出すべきとアドバイスしました。
ウエスタンリーグ2位の打率.305を記録したことについては、「ある程度、自信にして良い」と背中を押しましたが、「例えすぐに1軍に行けずとも結果を残し続ける事が大切」と継続して結果を残すことを要求。
1軍出場に必要な要件として、走攻守、3拍子揃うのが理想としながらも、「二遊間を守る選手は、やはり守備が重要になる」とセンターラインを守るものとして堅守であることも願いました。
来季、3拍子揃った堂林選手と小園選手の進化を期待したと思います。
広島ホームテレビ
『みみよりライブ 5up!』2020年12月7日放送
「北別府学の週刊GO up!代打 梵英心」
ライター 吉弘翔(HOMEアナウンサー)