【カープキャンプ】投手陣に注目!栗林・大瀬良・益田など初ブルペンで大盛り上がり
春季キャンプ2日目。この日1番見どころが多かったのがブルペン。
まず最初に姿を現したのがエース大瀬良。
キャッチャーにマスクを被らせず、中腰のような状態で構えさせ約25球。
今キャンプ初のブルペンの感想は?
大瀬良投手「こんなものかなという感じですかね。自主トレ期間中は捕手に立ってもらっていたので、少しずつ低めに投げていくという形で例年やっているので、次回か、感覚を見ながらその次かで、ちゃんと座ってもらって投げられたらいいかなと思います」。
そして、去年の右足首骨折の影響で別メニュー調整となっていた床田が急遽ブルペンに登場。
床田投手「もともと投げる方は不安はないので、普通に投げられると思って入りました」。
本格的なブルペンは今年に入って初めてということでしたが、力強い球を23球投じました。
床田投手「シュート回転しないようにと、カーブの軌道をキャッチャーにズレていたら教えてと言っていて「いい」と言ってもらえたので、そのまま継続できればいいかな」。
さらに、即戦力として期待されるルーキーたちもそろって初のブルペン入り。
まだ無理はさせない段階ということでしたが、ドラフト6位の長谷部は坂倉を相手に30球。
ドラフト5位の河野は持ち球をすべて試し、33球を投げ込みました。
長谷部投手「いい緊張感の中で投げることができてよかったと思います。今日はボールのラインをずらさない事をテーマに投げたんですけど、そこは最低限出来たのかなと思います。まだクイックモーションで投げたり打者想定ができていないので、そこは段階を踏んで実戦に入っていきたい」。
河野投手「少し緊張もあったんですけど、自分のボールが投げられたと思います。まだ細かなコントロールは意識せずに、まずは良いボール、良い回転で自分が思っているボールが投げられるように意識してやりたい。開幕1軍を狙えるように調整していきたい」。
ドラフト3位の益田もキャッチャーを座らせ、力強いボールを披露し30球。
迫る実戦に向けて少しずつ調整のギアを上げていきます。
益田投手「まあまあ投げられているかなと思うんですけど、(ボールの)良い時と悪い時の差がまだあると思うので、そこを少しずつ減らしていけたらいいかなと思います。いま自分にあるものを100で出せるように、もっともっと上を目指してやっていきたいと思うんですけど、いま無いものをやっても焦るだけだと思うので、まずは自分のいまある力を100で出せるようにやっていきたい」。
そして、最後に姿を現したのが守護神・栗林。WBC公式球を使い、ストレート・カーブ・フォークを投げ46球。最後の球を投じた後には新井監督から「ナイスボール」と声がかかりました。
シーズン開幕を前に迎える大一番に向け、準備を進めています。
栗林投手「まずはWBCで世界一になる事が自分の今の目標なので、そこに向かって調整したいなと思いますし、WBCが終わったらシーズンに。今年はユニホームも変わってチームも変わるところだと思うので、その波に乗り遅れないようにしっかり調整して、日本一が取れるように頑張りたい」。
ひろしまリード編集部