【広島雑学】映画館・八丁座で食べられるポップコーンではない和風な食べ物とは?
知っているようで知らない。思わず「へぇ~」と言いたくなる広島の雑学をクイズに!今回は映画館の八丁座へやってきました。
八丁座の戸川さんに色々教えてもらいましたよ。
戸川さん「八丁座には、実際に映画撮影で使われたふすまがあります。京都東映撮影所から譲り受けました。八丁座のシンボル的存在です」。
入場してすぐにお出迎えしてくれるのが、こちらのふすまです。映画「十三人の刺客」で実際に使用されていたそうで、すごい迫力です。ロビー内にある明かりなども時代劇で使用されていたものなんだとか。
まだまだこだわりがあるそうで・・・
戸川さん「八丁座は江戸時代の芝居小屋をイメージして作られました。劇場内に緞帳(どんちょう)や提灯があるのも珍しいんです」。
江戸の庶民が芝居小屋で芝居を見たように、気軽に映画を楽しんでほしい。という想いが込められているそうです。また、和の雰囲気に合わせて畳席もあるんですよ。知っていましたか?
戸川さん「和風にこだわっているのは内装だけではありません。八丁座はポップコーンやコーラじゃなくて、和風なある食べものを売っています。それが何かわかりますか?」
ここで問題です!八丁座で提供されている和風な食べものとは何でしょうか?
答えは手まり寿司です!映画館といえばポップコーンやコーラですが、そのイメージにとらわれずにユニークなものを提供したくて手まり寿司を売り始めたそうです。
芝居小屋風の劇場に合う、ワンハンドで手軽に食べられるものとして販売されています。一般的な酢飯と違って白ダシを入れて炊いているので、時間を置いてもお米が硬くならず、おいしく食べることができるんですよ。
エビや卵など色とりどりでとってもきれいですよね、詰め合わせのお弁当もありますよ。
手毬寿司は、八丁座と同じフロアにある「茶論 記憶(サロン きおく)」で購入することができます。メニューは毎月変更になるそうです。
茶論 記憶 店長 吉田さん「季節によって旬の食材を取り入れた手毬寿司になっております。目で見て楽しんでいただけるように、色鮮やかな食材を使用しております」。
こちらの手毬寿司、お客さんにも好評みたいですよ。八丁座では毎朝手まり寿司用の酢飯の香りがするんだそうです。
八丁座の新名物に「広島雑学」認定!
広島ホームテレビ『5up!』(2023年1月18日放送)
「広島へぇ~じゃん」
ひろしまリード編集部
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