【広島雑学】広島愛溢れる映画館「八丁座」に隠された秘密とは?
知っているようで知らない。思わず「へぇ~」と言いたくなる広島の雑学をクイズに!今回は映画館の八丁座へやってきました。
八丁座の戸川さんに色々教えてもらいましたよ。
戸川さん「八丁座へようこそ!映画館は街中にあってほしいという想いで、2010年に開館しました」。
13年前に開館した八丁座。実は広島ならではのものがたくさん詰まった映画館なんです。
戸川さん「紅葉柄の扉の画は映画スタッフさんの手書きなんです。館内に置かれた間接照明も紅葉柄です。紅葉だけではなく、折り鶴もデザインされていますよ」。
また、館内には12枚の扉がありますが、奥に行くにつれて、だんだん紅葉が色づいていくデザインになっているんです。
戸川さん「この座席は広島のマルニ木工さんが作ってくれた椅子です。ゆったりと映画を楽しんでもらえるように、こだわって作ってもらいました」。
戸川さん「トイレにある洗面器もこの映画館のこだわりで、宮島焼を使用しています。この映画館は広島の技術で成り立っているんです」。
長時間座っていても疲れないように広く設計された、老舗・マルニ木工の椅子。そして、お手洗いには、独特な温かみのある宮島焼の洗面器。八丁座の広島への愛を感じますね。
戸川さん「毎週金曜に映画を入れ替えて、色んな映画を上映しています。実は毎週 “あるもの”を変えているんですが、それが何か分かりますか?ヒントは映画が変わるときに変わるものです」。
ここで問題です!毎週変えている”あるもの”とは、いったい何でしょうか?ヒントは映画が変わるときに変わるものですよ。
答えは「ラインナップ看板が変わる」です!開館当初からのこだわりで、地元の書道家・藤村満恵さんが毎週木曜に書いているそうです。
手書きの看板、とても珍しいですよね。もともとは八丁座のスタッフさんが書いていたそうですが、4年前から藤村さんが担当されています。
藤村さん「イメージがないと書けないのでチラシを見たり、ポスターを見たり。それからイメージを沸かせて書いています」。
看板にそんな秘密があったなんて、知りませんでした。藤村さんはスタッフさんに作品の内容を聞いて、1枚1枚気持ちを切り替えて書くんだそうです。
八丁座のこだわりに「広島雑学」認定!
広島ホームテレビ『5up!』(2023年1月11日放送)
「広島へぇ~じゃん」
ひろしまリード編集部
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