ホームテレビ女性アナウンサー・リレーコラム 「秋を満喫!」 渡辺美佳編

こんにちは!広島ホームテレビアナウンサーの渡辺美佳です。

秋深まる10月。広島ホームテレビの女性アナウンサーリレーコラムは、前回「秋の気配」でお送りしましたが…まだまだこれからも秋が旬の味覚が続々登場!さらに自然の彩りが増すのも、これから!秋はいろいろ楽しみが尽きません!…そこで、今回もアナウンサーがそれぞれ秋を楽しむ様子をお送りします。

 

先日の10月10日「スポーツの日」。ちょうど家族全員休みだったので(最近は、大人の仕事の事情だけでなく、子ども達も習い事や部活に忙しく、なかなか全員揃うことが難しいのです…)我が家にとって初めての「しまなみ海道サイクリング」に挑戦しました!秋は空気が爽やかで、運動には最適なシーズン♪一番体を動かしたくなる季節です。

向島から見えた「因島大橋」 向島から見えた「因島大橋」

 

思えば我が家、毎年秋にサイクリングをしています。子どもたちが小さい頃は、近所の公園。だんだん距離を伸ばして…「土師ダム」(安芸高田市)の湖を周遊。平坦なコースがポイントで、親子2人で乗れる自転車から始まり、年々子ども達に自立させていきました。兄弟ともに1人で乗れるようになってからは、広島空港近くの「中央森林公園」(三原市)へ。少しアップダウンもあり、チャレンジにはほどよいコース。いずれも紅葉も綺麗!そして去年は「似島」一周約13キロ。このリレーコラムでも紹介しました。

さあ!ついに今年は「しまなみ海道サイクリング」!尾道から愛媛県の今治まで行くと、約80キロ!…は、さすがに初心者には厳しい…けど「自転車で橋を渡ってみたい!」という家族一致の思いから、中級コースにチャレンジすることに!「尾道→(渡船)→向島→因島→生口島」帰りはフェリーで尾道へ戻るというコースを選びました。(推奨コースがいくつかあります)

広島県と愛媛県を結ぶ「瀬戸内しまなみ海道」 広島県と愛媛県を結ぶ「瀬戸内しまなみ海道」

 

自転車は、尾道港にあるレンタサイクルで。急に決めたので自転車の予約をしていませんでしたが、小学生でも乗れるサイズから大人サイズまで、たくさん用意されていました。(電動自転車は出払って借りられない状況だったので、希望の方は事前予約をオススメします)

尾道で自転車を借りたら、渡船で向島へGO! 尾道で自転車を借りたら、渡船で向島へGO! 尾道~向島は約4分の船旅 自転車ごと乗船! 尾道~向島は約4分の船旅 自転車ごと乗船!

 

走り出しは、向島から。サイクリングコースの道路は、塗装された水色のラインが目印!迷わず行けるので便利です。近年県外から訪れる人も多いほど人気とあって、同じようなサイクリストにたくさんすれ違いました♪その姿は、ちょっと辛い時、励みにもなります。みんな頑張ってる!って(笑)

反対車線には本格派のサイクリスト集団も! 反対車線には本格派のサイクリスト集団も!

 

「向島」にはオシャレなグルメのお店がたくさん。こちらもその1つ。サイクリングコース沿いにある「tsubuta SANK!」。9月23日にオープンしたばかりのアイス屋さんです。コース沿いにあるので、休憩がてら思わず立ち寄りたくなること間違いなし!(営業:金・土・日・月)

イチジク、梨、メロン、青みかんのアイス。果物の味が濃厚! イチジク、梨、メロン、青みかんのアイス。果物の味が濃厚!

 

毎日、地元の旬の素材をたっぷり使って手作りしているアイス。その時に美味しい果物を使っているので、メニューも次々と変わるようです。行く度に違うアイスに出会えるかもしれませんね。美味しかった~♪

海を眺めながらいただけて、ロケーションもGOOD 海を眺めながらいただけて、ロケーションもGOOD 「tsubuta SANK!」店名はこの地区の地名、津部田の3区が由来。 「tsubuta SANK!」店名はこの地区の地名、津部田の3区が由来。

 

リフレッシュして、再始動!尾道を出発したのが、昼の12時頃だったので、もう少し進んで、ランチには南国感漂うお庭の「立花食堂」へ。

南国リゾートのような庭の「立花食堂」 南国リゾートのような庭の「立花食堂」 カレーに、いろんな種類の野菜の総菜が詰まったランチプレート♪ カレーに、いろんな種類の野菜の総菜が詰まったランチプレート♪

 

実はドライブで行った時にも何度か立ち寄ったことのあるお気に入りのお店なんですが、しまなみサイクリングにとっても重要なところ!この「立花食堂」の場所を山側に曲がっていくと…因島に繋がる因島大橋に向かうことができるので、サイクリストにとっては目印になるお店でもあります。

 

ランチで元気になり、次の島を目指して意気揚々と進みましたが…うっ…進まない!橋は少し標高が高い場所にあるので、急に傾斜がきつくなり、毎度、橋を渡る前はハードでした。

山道にペースダウン… 山道にペースダウン…

 

断念して自転車を押しながら…頑張った先には「向島休憩所」!

「向島休憩所」 「向島休憩所」 因島大橋が一望できます 因島大橋が一望できます

 

そして、ついに因島大橋を渡ります!橋は、当然のことながら、両サイドが海!風光明媚な景色と潮風に癒され、気分爽快!

車道の下に自転車・歩行者専用道路があります 車道の下に自転車・歩行者専用道路があります 車では味わえないダイレクトに感じる風が、とっても気持ち良い♪ 車では味わえないダイレクトに感じる風が、とっても気持ち良い♪ 因島へGO! 因島へGO!

 

尾道を出てから因島まで、寄り道しながら約3時間。目指す瀬戸田港まではあと約18キロ!最終便の船が午後5時。あと2時間で絶対にこれに乗らなければいけないので、ここからは、ほぼ寄り道なしで頑張りました。これが余裕の人と、大変な人、体力や普段の運動量によるでしょう。私は、後者でした…。

しまなみビーチ しまなみビーチ

 

海の景色に癒されながら…

生口橋へ向かう坂道 生口橋へ向かう坂道

 

橋が近づくと、また坂道。次男と私は自転車を降りて、押しながら歩いてのぼりました。

そして次の橋が見えた~!

因島と生口島を結ぶ「生口橋」 因島と生口島を結ぶ「生口橋」

 

生口橋は、1991年の完成当時は世界最長だった斜張橋。790m、橋のロードを楽しめます。

開放感と橋の迫力を感じながら 開放感と橋の迫力を感じながら

 

尾道、向島、因島に続き、生口島に入りました!

生口島から見る「生口橋」 生口島から見る「生口橋」

 

この時点で午後4時15分。最終のフェリー出港まであと45分!瀬戸田港までは、約7キロ。間に合うでしょう!と…家族4人のビリを走りながらも、呑気に写真を撮っているので、次男に「お母さん、もうそんな時間ないよ!」と怒られ(笑)、ここからは本当にノンストップ。生口島では平坦な道を行くだけだったのですが、よりによって、向かい風。太もももパンパン…時に自転車を降りて歩くことも。ちょっと泣き言を漏らす私をよそに、こどもたちはたくましかった!特に、次男は自転車が苦手で、乗れるようになるのも時間がかかったのですが、いつの間にか私よりも体力がつき…まして長男は本当に軽々!むしろ私を心配して、ゆっくり並走してくれることも。その成長に感慨深くなりながら、私の前を走る背中を追いかけました。何度も時計も見ながら、最後は本当に必死(笑)

生口島の「しおまち商店街」 生口島の「しおまち商店街」

 

ラストスパート!商店街を通り抜け…瀬戸田港に到着~!

瀬戸田港 瀬戸田港

 

出港10分前にたどり着けました。ランチしたり、アイスを食べたり、展望台によったりしつつ、尾道を出てから約5時間のサイクリング。無事に帰路に着けてホッ。船は自転車がたくさん載せられるようになっていて、しまなみ海道ならではですね!そして…船から見えた最高の景色!

 

海と空をオレンジ色に染める秋の夕日。サイクリングの疲れが一気に吹き飛ぶ美しさでした。翌日、翌々日と筋肉痛にはなりましたが、爽やかな運動ができ、大満足の1日でした。次回は、残りの瀬戸田から今治を目指し、多々羅大橋を渡ろう!と目標ができた我が家。こちらは上級になるようなので…私は電動自転車にしようかなと思います(笑)

 

次回のコラムリレーは、山﨑菜緒アナウンサーです。お楽しみに♪

 

渡辺美佳アナウンサー(広島ホームテレビアナウンサー)

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