【カープ】ドラフト指名 栗林良吏・森浦大輔・小林樹斗の素顔を先輩たちが明かす!

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「新人王を獲れるくらいの活躍をしたい」

力強く語るのは、カープがドラフト単独1位指名で交渉権を獲得した 栗林 良吏(くりばやし りょうじ)投手。プロ入後の抱負を聞かれてそう答えた。

広島ホームテレビ『ひろしま深掘りライブ フロントドア』では、ドラフト会議2020でカープが指名した3選手をフカボリ。それぞれの先輩にもその素顔を明かしてもらった。

※以下データはすべて11月7日O.A.時現在

 

|ドラフト1位 栗林良吏(くりばやし りょうじ)投手

栗林良吏投手

 

今年の社会人No.1投手と言われるトヨタ自動車の栗林投手。即戦力として期待される右腕は、「期待に応えられるように1年目から一軍でしっかり結果を残したい。どのポジションを任されるかはわからないが、先発なら勝率で、リリーフだったらリリーフの中で一番の活躍をしたい」と意気込む。

トヨタ自動車のチームメイトであり、プロ野球(DeNA、ソフトバンク)の経験もある細山田武史選手は、「栗林投手は森下暢仁投手とタイプは似ているかな。ストレートも速いし、カーブも大きい。これからが本当の勝負だと思うので、しっかりとした準備をして試合に臨んで、森下君くらい活躍してほしい」とエールを送る。

栗林投手は2017年大学侍ジャパンで、今年のドラフト1位ルーキー森下投手と共にプレーをしていた。栗林投手が森下投手の1学年上になる。社会人では先発も抑えも経験。来シーズン栗林投手が数多くマウンドに立つことが、V奪回へのワンピースかもしれない。

 

|ドラフト2位 森浦大輔(もりうらだいすけ)投手

 

こちらも即戦力として期待される天理大学の森浦 大輔(もりうら だいすけ)投手。しなやかなフォームから繰り出されるストレートと変化球で打者を翻弄する技巧派左腕。「コントロールの良さで右バッター、左バッター共にインコース・アウトコースをついていけるのが武器」と胸を張る。

天理大学からカープに指名される選手が出るのは2年連続。去年ドラフト5位で指名された石原貴規捕手とは、大学時代3年間バッテリーを組んだ。
石原捕手は「森浦投手とまた一緒に野球ができるというのはすごくうれしいし、一緒にがんばろうという気持ちにもなった。タイプは、床田 寛樹投手に近いと思う」と明かす。

一軍の舞台で再び先輩とのバッテリーを組むことを夢に見ながら、貴重な即戦力左腕・森浦投手がマツダスタジアムのマウンドを目指す。

 

|ドラフト4位 小林樹斗(こばやしたつと)投手

 

高校野球の名門・智辯和歌山の小林樹斗(こばやしたつと)投手。今年の夏に自己最速152キロをマークするなど成長著しい本格派の高校生右腕。

「自分の持ち味であるストレートを中心に、相手打者の反応を見ながら打ち取っていくのが自分のスタイル。そこを評価していただいたと思う」と分析する。

智辯和歌山出身と言えば、2年前に入団し、今年一軍デビューした林晃汰選手。
2年後輩の小林投手について、「ストレートでゴリゴリおしてくるようなイメージのピッチャー。1年生から周りとは全然違っていたので、すごいものを持っているのだと思った」と振り返る。

小林投手は父・秀樹さんの影響で幼い頃から阪神ファンだったという気になる情報も。しかし「カープに入団すれば阪神が敵になる。僕自身も阪神ファンだったが、阪神戦で投げる機会があればしっかり勝ちたいと思う」と誓う。
名門校からプロ野球選手への道を切り開いた小林投手。未完の大器がカープ投手陣の中で輝くことに期待膨らむ。

 

 

広島ホームテレビ『ひろしま深掘りライブ フロントドア』(土曜13:00) 11月7日放送
ライター 湯谷葉子

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