【広島雑学】「広島県内にしかいない昆虫」とは?広島市森林公園こんちゅう館
知っているようで知らない思わず「へぇ~」と言いたくなる広島の雑学をクイズに!今回は広島市東区にある「広島市森林公園こんちゅう館」へやってきました!
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広島市森林公園こんちゅう館の佐藤さんが案内してくれましたよ!さっそく雑学を教えてもらいました。
佐藤さん「このこんちゅう館は、ほとんどの昆虫を卵から成虫まで飼育しています。施設の外に温室があって、そこで昆虫のエサになる植物も育てています」。
ほとんどのエサを、施設そばの温室で栽培しているこんちゅう館。その数なんと、2000株以上!自分たちの施設でエサを作っているのは珍しいんだそうです。他にもこまめに展示ケースを掃除したり、愛情がこもっていますね!
佐藤さん「このこんちゅう館では、広島県にしかいない昆虫の保護活動をしています。その昆虫が何かわかりますか?」
さてここで問題です!
広島県内にしかいない昆虫とは?次のうちどれでしょう?
①「ヒョウモンモドキ」
②「ヒロシマサナエ」
③「セラネクイハムシ」
答えは…「ヒョウモンモドキ」です!ヒョウモンモドキは本州に広く生息していましたが、最近では広島県にしか生息していないんだそう。今では絶滅危惧種にも選定されています。
現在、三原市や世羅町のごく一部のみに生息しているんです。もともと、この地域の湿地に多く生息しており、全国的に湿地が減少した今でも、生息できる環境が残っているんだそうです。また、こんちゅう館では休耕田の草刈りを行うなど、保護活動にも力を入れていますよ。
広島にしかいない昆虫に「へぇ~じゃん」認定!
広島ホームテレビ『5up!』(2022年8月24日放送)
「広島へぇ~じゃん」
ひろしまリード編集部
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