一斉にダンスするカニ!宮島で干潟の生き物しらべ|地球派宣言

世界遺産の島、宮島で親子を対象にした自然観察会が開かれました。潮の引いた干潟には、ハクセンシオマネキなど貴重な生き物が数多く生息しています。

開催したのは、環境保全の活動をしている「宮島パークボランティアの会」。

地球派宣言 ハクセンシオマネキ

宮島パークボランティアの会の呼坂達夫さんは「宮島の自然をまず知ってもらって、何かを見つけたいという気持ちになってくれればうれしい」と話します。

地球派宣言 宮島パークボランティアの会の呼坂さん

干潟を歩くこと30分、何かを見つけました。

地球派宣言 干潟をみる子どもたち

穴から出てきたチゴガニが一斉にハサミを振っています。呼坂さんによると、この行動は「ウェイビング」といい、繁殖期にメスを誘う行動なのだそう。一生懸命ダンスをしているので警戒が少ないといいます。

地球派宣言 チゴガニ

その後、工事中の大鳥居が見える場所に移動し、そこで穴を掘ってみると、水のきれいな砂浜に生息するというスナガニがいました。

「こうした干潟が残っているのが(県内では)島ぐらいしかない。非常に貴重だし意味がある」と呼坂さん。

地球派宣言 スナガニ

そして、潮がひいた海でカキ殻のにおいを使い、アラムシロガイをおびき寄せる実験を始めました。

地球派宣言 カキ殻を置く呼坂さん

待つこと数分、カキ殻に集まってきました。アラムシロガイは、魚などの死骸を食べる貝なのです。

地球派宣言 アラムシロガイ

普段見ることのない貴重な生き物を観察した子どもたち。呼坂さんは「自然の環境が残る宮島の素晴らしさを感じてもらい、その先に、環境保全の気持ちを持ってもらえれば」と話します。

定期的に行われているというこの自然観察会。夏休み中の子どもたちのいい思い出になったようです。

地球派宣言 記念の集合写真を撮影する参加者

 

 

広島ホームテレビ『5up!
地球派宣言コーナー(2022年8月11日放送)

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