首位ヤクルト猛追へ!データが導き出すカープ打者のキーマンはやっぱり秋山翔吾

カープの躍進には首位ヤクルト猛追が必須。そのキーマンとなる選手は? 広島ホームテレビ『ひろしま深掘りライブ フロントドア』は、カープの2022年前半戦をデータで大分析。緻密なデータで後半戦に欠かせない打者のキーマンを導き出した。
※データはすべて7月30日O.A.時現在 ※以下、(カープ選手)敬称略

打者のキーマンとして名前があがったのは、やっぱりこの人。対ヤクルト戦で打率.778を叩き出す秋山翔吾。前半戦、2試合の対戦とはいえ、9打数・7安打・6打点。2本のHRを放っている。

シーズン最多安打記録も持つ秋山。データで見ていくと選球眼にも長けている。どれだけボール球に手を出さないかという<ボールゾーンスイング率>を見ると、ストレートのボール球のスイング率は8.7%(リーグ平均26.7%)。変化球のボール球のスイング率は30.2%(リーグ平均36.3%)と、いずれもリーグ平均を下回る。

ヤクルトにも強く、選球眼も良い。また、秋山の持ち味は、低くて鋭いライナー性の当たりが特徴。日本球界に復帰をしてから、ここまでの打球性質割合を見ると、ゴロ51.2%。フライが39.0%。ライナーが9.8%。216安打を放ちシーズン最多安打を記録した2015年のシーズンは、ライナー性の当たりが15.1%だったというデータから、後半戦にさらなる活躍が期待される。

スタジオゲストのバスケットボールチーム・広島ドラゴンフライズの朝山正悟選手は、秋山について「名前がサとキの一文字違いなので、とても親近感を抱いている」とニッコリ。「彼の加入は経験値と野球に取り組む姿勢がチームのプラスになって、いい流れになってくると思う」と、秋山効果を信じて疑わない様子だ。

広島ドラゴンフライズ 朝山正悟選手 広島ドラゴンフライズ 朝山正悟選手

 

広島ホームテレビ『ひろしま深掘りライブ フロントドア』(土曜13:00) 7月30日放送
ライター 湯谷葉子

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