「鯉が窪湿原」で希少種の花リレー。レッドリストの「オグラセンノウ」も見ごろ

広島県庄原市のリゾートホテル「休暇村帝釈峡」から車で30分ほどの場所にある「鯉が窪湿原」(岡山県新見市)で、環境省レッドリスト指定の「オグラセンノウ」が見ごろを迎えています。

オグラセンノウ 「オグラセンノウ」の和名は「小倉・仙翁」かつて日本が大陸と地続きだったことを伝える残存植物といわれています

世界最小クラスの「ハッチョウトンボ(県のレッドデータブックで準絶滅危惧種)」など、多彩な湿性動植物が自生している貴重な湿原では、これから秋の「スイラン」が終わるまで、季節ごとに違う動植物が楽しめます。

 

鯉が窪湿原

鯉が窪湿原 2.4kmの遊歩道では貴重な動植物を観察できます

鯉が窪湿原は岡山県西部に位置する標高約550mの中層湿原で、かつて日本が大陸と地続きだったことを伝える残存植物や、日本固有種など380種類を超える植物が自生しています。

西日本を代表する学術的に貴重な湿原で、国の天然記念物にも指定されています。鯉が窪池の周りを一周する2.4kmの遊歩道は、鯉が窪湿原に住む貴重な動植物を観察することができ、「西の尾瀬沼」とも呼ばれています。

 

◆鯉が窪湿原の貴重な植物

「オグラセンノウ」

鯉が窪湿原でも生育数は少なく、貴重な植物です。
開花時期:7月中旬~8月中旬

 

「ビッチュウフウロ」

ビッチュウフウロ 夏の鯉が窪湿原の主役「ビッチュウフウロ」 花弁には繊細な紫紅色の脈があります

名前の通り備中を中心とした地域の湿原に見られる多年生植物で、淡紅紫色の花は直径約2cmで、ハンノキ林を一面に覆って開花する様は、鯉が窪湿原でしか見ることができません。
開花時期:8月上旬~9月中旬

 

「ハッチョウトンボ」

ハッチョウトンボ 1円玉サイズで鮮やかな赤色が特徴の「ハッチョウトンボ(雄)」

世界最小クラスのトンボで体長は約2センチ、成熟した雄は真っ赤に色づくのが特徴です。他にもメダカなどの水棲動物やヒメヒカゲ(チョウ目)など学術的に重要な昆虫が生息し、この地域の全域が「特別保全地区」であり「野生動植物保護地区」にも指定されています。
ハッチョウトンボ発生時期:6月~8月

 

「ヒツジグサ」  開花時期:5月~8月上旬

ヒツジグサ 人知れず「未(ひつじ)の刻(2pm頃)」に花開くという「ヒツジグサ」

 

「エゾミソハギ」 開花時期:7月下旬~8月下旬

エゾミソハギ お盆の花としてよく使われ、盆花・精霊花の呼び名もある「エゾミソハギ」

 

「じゅんさい沼」

じゅんさい沼 一面を鮮やかな緑色の葉で覆われる「じゅんさい沼」 池の鯉 池の畔では色鮮やかな鯉の模様が水面に浮かびます

 

施設情報

住所:岡山県新見市哲西町矢田4113-101
TEL:0867-94-2347(鯉が窪湿原管理事務所)
HP:https://koigakubo.jp/(道の駅鯉が窪)
料金:200円(協力金)
アクセス:休暇村帝釈峡から車で約30分

 

休暇村帝釈峡 宿泊プラン「くぬぎの森さとやまビュッフェPremium」

ビュッフェ 地元色豊かな里山の美味しい!を集めたプレミアムなお料理が勢揃いのビュッフェ

国の天然記念物、雄橋(おんばし)や、奇勝奇岩で有名な鍾乳洞の白雲洞(はくうんどう)など、美しい自然の景色が点在する帝釈峡の中央、神龍湖に近い高台に位置します。敷地内には、ホテル、コテージ、キャンプ場といった様々な宿泊施設や、テニスコート、グラウンドゴルフ場などのアクティビティ施設も充実しています。

サーロインステーキ オープンキッチンには焼きたての広島牛サーロインステーキが並びます

西の尾瀬沼「鯉が窪湿原」を散策したあとは、休暇村でゆったりとお過ごしください。夕食には「広島牛ステーキ」「広島県産カキフライ」など出来たての料理が楽しめるオープンキッチン、朝食には、羽釜で焼き上げたふわっふわのパンケーキなど、料理長こだわり料理の数々をぜひ味わってみてください。

期 間:通年
料 金:平日2名1室利用 1泊2食付き 大人1名 12,500円(税込)~

 

施設情報

休暇村帝釈峡 渓谷が美しい風景を織りなす帝釈峡の中央にある森の中の宿

所在地:〒729-5132  広島県庄原市東城町三坂962-1
URL:https://www.qkamura.or.jp/taishaku/

 

ひろしまリード編集部

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