JR尾道駅1階に瀬戸内の柑橘を存分に楽しめる「カンキツスタンド オレンジ」がオープン

広島県尾道市瀬戸田町の株式会社Insitu Japanは、7月20日(水)に広島県尾道市のJR尾道駅舎1階に柑橘を専門に取り扱ったジューススタンド「カンキツスタンド オレンジ」をオープンしました。

週末の夕方からは、柑橘を使用したアルコールドリンクや軽食を提供する立ち飲み屋「気まぐれスタンド DAIDAI」と屋号を変えて、営業をしています。

カンキツスタンド オレンジ:店内 店内イメージ

株式会社Insitu Japanの小林亮大(「株式会社しおまち企画」取締役)さんは、2019年より瀬戸田町の地域活性化に取り組んでおり、3年間にわたり「しおまちとワークショップ」の開催にも携わってきました。

2021年春には、尾道市生口島の瀬戸田港の目の前に、地元住民と訪問者が気軽に時間や経験を共有できる街のリビングルーム「SOIL Setoda」を開業。

また開発の傍ら、「しおまちブラザーズ」の弟として、SNSを通じた瀬戸田のPR活動や地域の学生への講演なども行ってきました。カンキツスタンドは、小林さんが地域活性化を進めるなかで考えた構想が発端となっています。

柑橘のまち、瀬戸田

瀬戸田町がある生口島は、島の半分が傾斜地で日当たりが良いこと、年間の降水量が少ない温暖な気候であることを生かして柑橘の栽培が盛んな地域。とりわけレモンについては日本一の国産レモン生産地としてその名が知られています。

そんな瀬戸田町ではじつに多くの種類の柑橘が栽培されており、シーズンになると大小異なる様々な柑橘が島を彩ります。

カンキツスタンドオレンジ:しおまちブラザーズ しおまちブラザーズ

島の主産業である柑橘栽培ですが、生産者の高齢化と担い手の減少という大きな課題が近年顕在化しています。小林さんはそのほかにもSOIL Setodaの運営を通じて、生産者との繋がりが生まれるなかで課題も見えてきました。

1. 柑橘の旬が冬から春先にかけてであるに対して、観光シーズンは春から秋にかけてのため、多くの観光客は柑橘に触れる機会が少ない

2. 多品種な柑橘が栽培されているものの、消費者に対してそれぞれの品種の個性や楽しみ方を発信していないため、多くの人に知られていない

3. 多くの生産者が柑橘を通年でも楽しめるように、搾汁し、ジュースとして商品化しているが、安定した販路を確保できず販売に苦戦をしているケースも多い

カンキツスタンドオレンジ:様々な品種の柑橘ジュース 様々な品種の柑橘ジュース

これらの課題を解決しながら、柑橘商品の販売や、柑橘を通じた様々な事業者とのコラボレーションを通じて、小林さんは瀬戸田の主産業である柑橘栽培の存続と繁栄に少しでも貢献することを目指しています。

そのような想いが背景にあり、柑橘の魅力を発信する実店舗として、カンキツスタンドオレンジの企画、開発に至りました。

 

瀬戸田町ではなく、JR尾道駅舎内に出店

カンキツスタンドオレンジ:カウンターで気軽に一杯 カウンターで気軽に一杯

JR尾道駅1階に出店した大きな理由は、下記の2つです。

1. 産地から物理的距離が近いこと

2. 尾道市のなかでも最も人の流れが多い場所のひとつであること

産地に近いことを活かして、消費者に対しては産地や生産者についてのリアルな情報を提供でき、生産者に対しては店舗で得た情報を提供し、次の栽培や加工の参考にしていただくという循環を作り出すことを目指しています。

 

昼の顔は「カンキツスタンド オレンジ」

カンキツスタンドオレンジ:常時3種類の柑橘ジュースをビールタップから提供 常時3種類の柑橘ジュースをビールタップから提供

日中は、ジューススタンドとして、尾道市のなかでも特に柑橘の栽培が盛んな瀬戸田産の柑橘ジ ュースを13種類用意。お店では、そのなかから常時3種類をビールタップから提供しています。

カンキツスタンドオレンジ:ジュース飲み比べ 600円 ジュース飲み比べ 600円

その他にも、柑橘を漬け込んだシロップを使った爽やかなオリジナルスカッシュや瀬戸田で焙煎されたOverview Coffeeのコーヒー、Tea Facotory Genの和紅茶を使ったレモン和紅茶といったノンアルコールドリンクを用意。柑橘を使ったクラフトビール、レモンサワーといったアルコール類も提供予定です。

カンキツスタンドオレンジ:Overview Coffee 500円 Overview Coffee 500円

また、夏期限定で柑橘を贅沢に使ったかき氷も販売。店内物販スペースでは、柑橘を使った加工品のお土産や店舗オリジナルの T シャツやバッグなども販売をしています。

カンキツスタンドオレンジ:カンキツバック 甘夏3個分 2500円 カンキツバック 甘夏3個分 2500円

夜の顔は「気まぐれスタンド DAIDAI」

気まぐれスタンド DAIDAI:外観 夕方からは「気まぐれスタンド DAIDAI」に屋号を変えて営業

週末限定で夜の時間帯は、店名を「気まぐれスタンド DAIDAI」と変え、アルコールやおつまみを気軽に楽しめる立ち飲み屋として営業しています。

気まぐれスタンド DAIDAI:気まぐれレモンサワー 600円〜 気まぐれレモンサワー 600円〜

気まぐれスタンド DAIDAIでは観光客や地元の方はもちろん、近年増える尾道への移住者や関係人口の自然な交流が生まれる場所として、地域に愛される立ち飲み屋になることを目指しています。

気まぐれスタンド DAIDAI:気まぐれビール 700円〜 気まぐれビール 700円〜

柑橘を使ったクラフトビールを常時3〜5種類、柑橘シロップを使ったサワーや3種類のレモンサワー、広島のジンやしまなみ海道で取れたハーブを使ったカクテルなど、こだわりのアルコールドリンクを提供しています。

気まぐれスタンド DAIDAI:フルサイズ柑橘ジュース 600円 フルサイズ柑橘ジュース 600円

 

内装について

店舗の内装設計は、国内外でカフェやホテル、住宅など様々な空間のデザインを手がけるPuddle Inc.が担当。狭い空間でありながらも、働くスタッフが気持ちよく働ける空間を実現しています。店内の半分ほどを占めるカウンターは表の通りから目線を考慮して、斜めに作られています。

カンキツスタンドオレンジ:内観イメージ 内観イメージ

設計:Puddle Inc.
建築家・加藤匡毅が率いる設計事務所。
すでに存在していた美しさや価値に目を向け、職人技術に敬意を払い、独自の視点から新たな体験を作り出すことを目指す。
主な作品に、「DANDELION CHOCOLATE」「Sequence MIYASHITA PARK」「% ARABICA Kyoto」

施工:CAPTAIN DESIGN LABO
福島と瀬戸田を拠点とするデザイン、クラフトカンパニー。瀬戸田では、Insitu Japan が運営するSOIL SetodaやSOIL WORK Setoda の実施設計、現場管理を担当。

 

店舗概要

「カンキツスタンド オレンジ」
営業時間:11時 ~ 19時
定休日:なし

 

「気まぐれスタンド DAIDAI」
営業時間:17時 – 21時
定休日:月 – 木
※最新の営業時間については、店舗のInstagramをご確認ください。
Instagram:https://www.instagram.com/orange_onomichi_daidai/?hl=ja

 

開業日:2022年7月20日
所在地:広島県尾道市東御所町1−1 JR尾道駅ビル1階
問い合わせ先:emi@staplejp.com

 

株式会社Insitu Japanについて

瀬戸田(ローカル)と日本橋(都市)に拠点を置く企画・開発・運営会社。ホテルを通して「ローカルをグローバルマップに載せる」ことを目指し、エリアマネジメントや6次産業化を通して「ローカル経済の活性化」を促す。2019年の発足以来、日本橋兜町のマイクロ複合施設「K5」や尾道市瀬戸田にオープンした「SOIL Setoda」を手掛けてきた。

会社名:株式会社Insitu Japan
所在地:(本社)広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田433番地、(支社)東京都中央区日本橋小舟町14-7 SOIL Nihonbashi 401
設立年月日:2019年11月5日 代表取締役:岡 雄大
WEBサイト:https://www.insitujapan.com/
Instagram:https://www.instagram.com/insitu_japan/

 

ひろしまリード編集部

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