【寿司×イタリアン】ハイブリッド寿司が楽しめる|宮島鮨まいもん(廿日市市宮島口)
2021年4月、広島県廿日市市宮島口にオープンした「宮島鮨まいもん」。対岸に世界遺産・厳島神社を臨む瀬戸内を見渡せるロケーションで、「瀬戸内・北陸のええもん、ちょっこしずつ、たらふく。」をテーマに、瀬戸内の旬のもの、石川・北陸の美味しいものを少しずつ、たくさん味わえるお店です。今回はちょっと贅沢なお寿司ランチをご紹介します。
宮島鮨まいもん 外観
宮島鮨まいもん
瀬戸内の新鮮な海の幸を中心に、白エビやのどぐろなど、石川・北陸から仕入れるネタも楽しめます。というのも、こちらのお店はグルメ回転寿司「金沢まいもん寿司」のグループ店舗。広島でまいもんの看板を掲げているお店はここだけです。
宮島鮨まいもん 内観店⾧で料理⾧の原田直幸さんは、かつて同店の場所にあったイタリアンレストランの料理人で、ソムリエの資格も持ち、その技術とセンスを活かした新感覚の料理を創作しています。お寿司とイタリアンは、旬の素材の魅力を最大限に引き出すという共通項があり、本格的なお寿司をメインに、イタリアンの要素を加えた特別なコース料理がいただけます。
店⾧で料理⾧の原田直幸さんまた、対岸に世界遺産・厳島神社を臨む瀬戸内を見渡せる絶好のロケーションで、デートや特別な日に利用するのもオススメですよ。
お店からの景色
「宮島鮨まいもん」のランチは2種類
ランチメニュー 昼の旬なセット 3,300円昼の旬なセットとして【にぎりセット「安芸」】【にぎりと冷製パスタのセット「瀬戸」】が用意されています。お寿司をたくさん食べたい方は「安芸」がオススメですが、宮島鮨まいもんだからこそ味わえる、シェフ特製冷製パスタも外せません・・・。
にぎりセット「安芸」
お寿司が十貫いただける職人渾身のにぎりセットです。内容は、冷製バーニャカウダ・宮島 中岡農園さんの野菜の逸品・茶碗蒸し・小鉢・旬のにぎり十貫・お味噌汁です。
にぎりと冷製パスタのセット「瀬戸」
お寿司七貫に冷製パスタのセットです。内容は、冷製バーニャカウダ・宮島 中岡農園さんの野菜の逸品・お造り・旬のにぎり七貫・シェフ特製 冷製パスタ・お味噌汁です。
ランチ内容をご紹介!
今回は2人でお伺いし、【にぎりセット「安芸」】【にぎりと冷製パスタのセット「瀬戸」】をそれぞれ注文しました。その日の仕入れ状況によって変えているというメニューは、鮮度が命の良い食材を良い食べ方で、と考えられて提供されます。では早速、詳しくご紹介しますよ!
「冷製バーニャカウダ」と「宮島 中岡農園さんの野菜の逸品」
「宮島 中岡農園さんの野菜の逸品」(左)と「冷製バーニャカウダ」(右)冷製バーニャカウダはカリフラワーのソースでいただきます。ガーリックオイルがアクセントに効いていました。この日のお野菜は、つるむらさきのおひたしでした。野菜はその日の仕入れ状況によって変えるそう。はじめて食べましたが、ぬるっとした食感が新しく、おいしかったです!
茶碗蒸し ※「安芸」コースのみ
茶碗蒸しお寿司と言えば茶碗蒸しですよね。こちらの茶碗蒸しには、トリュフオイルがかけられています。少し意外ですが、トリュフと卵は相性がいいんだとか。元イタリアンシェフの工夫が凝らされた茶碗蒸しです。
お造り ※「瀬戸」コースのみ
お造りも、その日の仕入れ状況によって鮮度の高いものがいただけます。今回は「クエタマ」のお刺身でした。クエタマとは、クエとタマカイを掛け合わせたお魚のこと。初めて食べましたが、タマカイのコリコリとした食感の中に、クエの旨味が感じられるような、さっぱりとしたお味でした。
小鉢 ※「安芸」コースのみ
こちらは「カツオのたたき」です。臭みがなく、旨味が閉じ込められた新鮮なカツオをいただきました。ごま油と大崎上島のだし醤油を使ったタレがかかっています。
シェフ特製冷製パスタ ※「瀬戸」コースのみ
今回の冷製パスタは、カッペリーニを使用した「ケンサキイカのパスタ」です。寿司屋という軸はそのままに、イタリアンの要素を少し加えたパスタを意識されているそうです。味付けは、能登の特産物でもある珍味、からせんじゅ。ねっとりとした食感に、からせんじゅの旨味がきいたパスタはちょうど良い塩味でおいしかったです。
旬のにぎり
ここからはお待ちかねの、にぎり寿司を紹介しますよ!にぎりセット「安芸」では10貫、にぎりと冷製パスタのセット「瀬戸」では7貫が提供されます。ここにもイタリアンの要素が・・・ネタによっては、仕上げにオイルを使っているんです!また、シャリには尾道造酢さんの赤酢が使用されているそうですよ。
オイルなど調味料
白エビ
最初は富山名物の白エビ!金箔と能登の塩でいただきます。北陸と縁深い同店だからこそ提供できるネタです。プリプリというよりはねっとりとした食感で、エビの甘みが強く感じられました。
赤エビ
お次は赤エビです。白エビの後ということで、エビの食べ比べができます。こういった順番の配慮がうれしいですよね!こちらはプリプリ食感にエビの旨味が口中に広がります!
クエタマ ※「安芸」コースのみ
お造りでも出てきた「クエタマ」は「瀬戸」コースだけだったので、「安芸」コースの人は気になっていたはず。レモンオイルに塩でいただきます。
レンコダイ
レンコダイは、柔らかい身質が特徴の小さめの鯛です。繊細な味のため、醤油ではなく、煎り酒で味付けした状態で提供されます。
つぶ貝 ※「安芸」コースのみ
お次はつぶ貝!新鮮なネタはコリコリしていて、食感が楽しかったです。にぎり寿司は、順番にもこだわりがあり、繊細な味のネタから提供しているそうですよ!
かます
こちらは炙って提供される「かます」です。自家製の燻製オイルと醤油でいただきます。少しだけ燻製オイルを使うことで、炙ったことによる香りが引き立つんだそうです。
ズワイガニ ※「安芸」コースのみ
続いては「ズワイガニ」です!なんと、マカダミアナッツオイルが塗られています。マカダミアナッツが前に出ないように少しだけ塗ることで、カニの旨味を強く感じられるんだそうです。
マグロ
お寿司と言えば、マグロですよね。愛媛県で養殖されている本マグロ「だてまぐろ」の赤身です。マグロの味が濃く、お寿司をいただいている!と強く感じられる一貫です。
トロタク巻き
いよいよ終わりに近づいてきました・・・。こちらのトロタク巻きには、先ほどのマグロと同じものが使用されています。たくあんが、歯ごたえと塩味を加えてくれていて、マグロと良く合います。
あなご
にぎり寿司の最後はあなごです!赤ワインで作った特製の煮詰めを塗ったあなごは、ふっくらしていておいしかったです。味の濃いものを最後に出す、という点もこだわられています。
お味噌汁
ランチコースの最後は「お味噌汁」です。あおさがたっぷり入っており、何杯でも飲める!と思うほど体中に染み渡る、味わい深い一杯でした。
追加でデザートも!
デザートセット 1,100円ランチコースに追加して、デザートセットを注文できます。シェフ特製ドルチェにお好きな飲み物がセットになっています。今日のデザートは瀬戸内レモンを使ったチーズケーキ。ドリンクは愛媛県の「ぽんぽこらんど」の100%生絞りみかんジュースをいただきました!結構お腹いっぱいだったのですが、デザートは別腹。ぺろりと完食です。
おすすめはカウンター
宮島鮨まいもん 内観にぎり寿司の順番など配慮してもらえるカウンターがおすすめです!また、混雑状況にもよりますが、一つ一つにたくさんのこだわりが詰まったお料理を、料理長自ら説明してくれますよ。もちろんテーブル席もあるので、女子会や、ファミリーでの利用も安心です!
宮島鮨まいもん 内観
まとめ
本格的なお寿司をメインに、イタリアンの要素を加えた特別なお料理が楽しめる「宮島鮨まいもん」で、こだわりが詰まった贅沢ランチを楽しんでみては?
お店情報
宮島鮨まいもん
住所:広島県廿日市市宮島口1-8-14 レアルマーレ望厳荘1F
駐車場:店舗目の前に5台
営業時間:ランチ 11:00-14:00(LO13:30)/ディナー 17:00-22:00(LO21:00)
定休日:水曜日
TEL:0829-20-5157
HP:https://www.miyajima-maimon.com/
※コース内容は季節や仕入状況により変更する場合があります。
ひろしまリード編集部