「ちょっと森下活躍し過ぎだなと(笑)」カープ1位指名から一夜、栗林良吏投手の想い
―ドラフトから一夜明け、今の気持ちは?
“嬉しい”という気持ちが一番。ただ、まだ信じられないし、実感が湧かないです。
自分は2年前、大学卒業時に指名漏れを経験しているので、(指名されるまでの間は)またこの舞台に立てたことと、その時の想いが蘇って緊張感が増していました。
―カープからの1位指名を受けて、周囲の反応は?
家族含めて、たくさんの方から連絡を頂いたので、これまで本当に多くの方に支えられたからこそ、野球をやってこれたことを実感しました。
―栗林選手は今年7月にご入籍されましたが、奥さまからはどんな言葉が?
指名漏れを経験した2年前の苦しみを奥さんも味わっているので、本当に色んな気持ちが込められた「夢が叶って良かったね」という言葉をかけてもらいました。「これから忙しくなって、大変なこともあるだろうけどよろしくね」と自分から伝えたところ、「2人で頑張っていこう」と言ってもらえました。
―去年のカープドラフト1位指名・森下暢仁投手からメッセージが届いたと伺いました。ご関係は?
自分が大学3年生の時に、当時は大学2年生の森下投手と「侍ジャパン」大学代表として一緒に練習や試合をさせて頂きました。昨日の夜、森下投手からは「本当におめでとうございます、また一緒に野球できますね」というメッセージをもらい、“また一緒に野球ができますね”という言葉がとても嬉しかったです。
―その森下投手は、今季「新人王」候補の活躍をしていますが、どうご覧になっていますか?
自分が指名されるまでは、活躍している彼の姿を見て自分のことのように嬉しく思っていましたが、いざカープに指名して頂いた身になると、ちょっと森下活躍し過ぎだなと、来季からの自分にプレッシャーかかっちゃうなと感じています(笑)
―栗林投手の一番の武器は?
社会人野球において強豪チームであり、勝つことを使命とされたトヨタ自動車で野球をやらせていただいたことが自分にとっての強みだと思っています。ここで学んだ“一球の重み”を大切にしながら、一勝、一勝を積み重ねていきたいです。
―目標としているピッチャーはいますか?
カープのエースである大瀬良大地投手が目標です。今年の8月頃、井端弘和さん(現「侍ジャパン」内野守備・走塁コーチ)に「大瀬良に似てるね」と声をかけて頂いてから、大瀬良投手のことは動画で研究し、大瀬良投手を超えられるように練習しています。カープに指名して頂いた瞬間はご縁を感じました。
―カープファンにメッセージを
昨年ドラフト1位の森下投手に負けないようにしっかり活躍したいと思うので、これから応援よろしくお願いします!
▽インタビュー全編動画公開中
2020年10月27日(火)
「みみよりライブ 5up!」生中継より