おうちにいるようなくつろぎ空間でほっこりランチ「おはしとこむぎ」(広島市安佐北区可部)
広島市安佐北区可部にある「おはしとこむぎ」は、民家の一部を改装してつくられた民家カフェです。店名のとおり、おはしでいただくごはんの「おはしランチ」と天然酵母パン生地ピザの「こむぎランチ」が食べられます。自家栽培野菜たっぷりのヘルシーなランチを紹介します。
アクセス
最寄り駅はJR可部線河戸帆待川駅(こうどほまちがわえき)ですが、そこから徒歩で行くには遠いので車で来られるお客さんがほとんどだそう。ただ、大きい道からはずれた住宅地の中にあるのでちょっとわかりにくいかもしれません。広島方面から行かれる場合は、可部バイパスの可部トンネルを抜けてすぐの信号を左折。するとお宮が見えるので、そこを右折して進み、防火水そうが見えたら左手にお店があります。
「おはしとこむぎ」は民家の二間を改装してつくられたお店。オープンしてから10年ほどになるそうです。店内は入口を入ってすぐの一間が座敷席。
奥がテーブル席になっています。少し前まで掘りごたつでしたが、つい最近テーブル席に改装されたそう。足の不自由な方などはこちらの方が食事しやすいかもしれません。
自家栽培食材たくさんのランチ
ランチメニューは、ごはんの「おはしランチ」(税込み1050円)と、ピザの「こむぎランチ」(税込み1050円)の2種類。今回はおはしランチをいただきました。
ごはんとお味噌汁に、おかずいろいろ。メニューは月替わりで、自家栽培の季節の野菜が多く使われています。この日のおかずはコロッケ、かぼちゃの煮物、ふろふき大根など。リーズナブルなランチですが、メインから副菜までワンプレートに品数たくさん。
ごはんは発芽酵素玄米とはぜ干し米のふたつから選べます(発芽酵素玄米は+100円)。
今回は発芽酵素玄米をいただきました。自然栽培でつくられた岡山の玄米に、北海道産の小豆が入っています。ほんのり塩味がきいていて、ふっくらもちもち。噛むほどに甘みが出てきておいしい!
一方、「はぜ干し」というのは天日干しのこと。稲刈りの季節になると、刈り取った稲が干してあるのをよく見かけますよね。太陽光を浴び、自然の力でゆっくりと乾燥させる方法です。はぜ干し米は甘みやうまみが増しておいしいといわれています。
メインのころんとしたコロッケは、中に鮭、いんげん豆、新玉ねぎが入っていました。ほくほくのじゃがいもにいんげんの食感がいいアクセント。
かぼちゃの上のキーマカレーはごはんがすすむ味!お料理はどれもやさしい味付けです。
デザートは杏仁豆腐でした。上のソースも自家製だそう。
今回はおはしランチのみいただきましたが、もうひとつの「こむぎランチ」もおいしそう。天然酵母の自家製パン生地でつくられたピザは一日10枚限定で、3種類から選べます。この時は、「こむピザ(オリジナルトマトソース)」、「しらすピザ」、「アンチョビポテトピザ」の3種類でした。
ランチメニューはピザにサラダ、スープ、一品がつきます。ピザ単品の注文もOK(税込み780)で、テイクアウトもできるみたい。
2種類のランチには、ドリンクセット(+280円)、ドリンク・本日のひとくちケーキ(+400円)、ドリンク・選べるケーキ(+600円)のセットメニューもつけられます。ドリンクは自家焙煎のコーヒーのほか、紅茶、カシスベリーソーダなど。ケーキは「南瓜チーズケーキ」、「ミックスフルーツショコラ」、「木の実のタルト」がありました。ドリンクやケーキは季節によって違うものもあるようです。
セットメニューもプラスして、ランチ後のカフェタイムもゆっくり過ごせそうですね。親戚やお友達のおうちにお邪魔しているようなくつろげるお店でした。
○店舗情報
おはしとこむぎ(公式Instagramアカウント:@ohashi_to_komugi)
所在地:広島県広島市安佐北区可部9丁目25−17
アクセス:広島駅から車でおよそ40分。広島方面から向かって可部トンネルを抜けてすぐ。
TEL:082-812-0850
営業時間:11:00~15:00
定休日:毎週月曜日、不定休。くわしくは公式Instagramをチェック。
支払い:現金のみ。
駐車場:5台分ほどあり。スペースが限られているため、1グループ1台でお願いします。
※この記事の情報は2022年6月時点のものです。情報は変更になる場合があります。
ライター 東 滋実