「苦しいときにみんなに頼ってもらえる選手になりたい」イズミメイプルレッズ 石川莉子選手|勝ちグセ。HERO調査隊
女子ハンドボール界のスピードスター石川莉子、23歳。
ルーキーイヤーとなる昨シーズン68%と高いシュート成功率を記録し、最優秀新人賞を受賞した注目のハンドボーラーです。
石川選手―
Q.最優秀新人賞について
シーズンが終わった後に、もしかしたらみたいな、最優秀新人賞をもらえたらうれしいなという気持ちはありました(笑)
得点力を求められるポジションでプレーをする、彼女の武器は?
石川選手―
ディフェンスから速攻へのスピードを見てほしいです。相手に走り勝って、大事な場面で一点決められた時はすごい嬉しい気持ちになります。
「ディフェンスから速攻へのスピードを見てほしい」
小学生の頃から、ずっと隣でプレーしてきたチームメートの南 夏津美選手からはー。
南選手―
苦しい時に角度がないところからでも、飛び込んで得点を取ってきてくれるし、みんながしんどい時に1本走って点を取ってきてくれる、そんな頼りがいがある選手だと思います。
チームの救世主、石川選手の『勝ちグセ。』は!
石川選手―
絶対するのは梅のおにぎりを食べます! 梅干しのおにぎりは、なんか力が梅から出てきて(笑) 梅は絶対、できるだけ梅おにぎりで無理でも梅干しは。食べたときは結構酸っぱいですが、それがおいしくて食べています(笑)
ただ、大親友の南選手から食事にまつわる指摘が…。
南選手―
食べたときに結構口の周りに食べ物をつけていたりするので、本当に小学校の頃から直らなくて、いつも注意しています(笑)
スパゲッティとか食べたら、みんな口の周りが赤くなるじゃないですか、そこで普通の人はすぐ拭くんですよ、でもそのままにして食べ続けるから(笑) 小学校の頃はまだ許せるじゃないですか、3年生とかだったら、でも、もう23歳なので(笑)
本人に聞いてみるとー。
石川選手―
自分では付けているつもりはないですけど…気づいたら付いています…(笑)
子どもっぽさものぞかせる石川選手、最近興味を持ち始めたことが…
石川選手―
普段着られるような、ちょっと大人っぽい服に最近興味を持ちだしています。ちょっとでも大人っぽくなるように!
これからの成長が楽しみな石川選手。自覚と責任を胸に、ハンドボーラーとして更なるを進化を目指します。
石川選手―
まず自分自身のメンタル面をもっと強くしないとチームを引っ張っていくことはできないと思うので、もっと自分自身が強くなって、苦しい状況のときにみんなに頼ってもらえる、
どんな相手にも通用するような選手になりたいです!
石川莉子(いしかわ りこ)選手◆ 石川莉子(いしかわ・りこ) 1999年1月23日生まれ 京都府出身 身長162センチ
女子ハンドボール界のスピードスター。
小学生の時にハンドボールをはじめ、
女子ハンドボールの強豪 大阪体育大学を卒業後、イズミメイプルレッズへ加入。
ルーキーイヤーとなる昨季は、7割近いシュート成功率を記録し、日本ハンドボールリーグ 女子最優秀新人賞を受賞。
本人の『勝ちグセ。』は梅おにぎりを食べて、梅からパワーを貰うこと。
広島ホームテレビ『ひろしま深掘りライブ フロントドア』(土曜13:00) 6月11日放送
ライター:藏田 晃裕