「花降るカフェ」に伝統家屋や大自然のお庭を鑑賞「庄原さとやまオープンガーデン2022」 庄原市
現在、ガーデンめぐりができる庄原市。というのも「庄原さとやまオープンガーデン2022春」が3年ぶりに復活、さまざまな趣向のお庭が公開されているからなんです。庄原市内にある『花降る天井』のカフェと併せてご紹介します。
【庄原さとやまオープンガーデンとは?】
コロナ禍で過去2年中止となり、今年3年ぶりに開催する「庄原さとやまオープンガーデン」。お店や個人のお宅などの趣向を凝らした30庭を期間限定で見ることができるイベント、今年は6月12日(日)まで開催予定です。
【堤 由美子庭】
まず向かったのは、120種のバラが咲き誇る「堤 由美子庭」。お花を1年ごとに植えているそうで、お庭はバラに囲まれた迷路のよう。個人宅とは思えない150坪の広大なお庭を、堤ご夫妻が管理をしています。
奥様の由美子さんがバラのお手入れを担当由美子さんのこだわりは「強いバラを育てる」こと。やわらかい見た目の花でも芯は強く、がモットーなんだとか。
バラのほかにも、パンジーなど、草花も楽しむことができます3年ぶりの「庄原さとやまオープンガーデン」開催は、堤ご夫妻にとっても嬉しいニュース。
「お客様も待ってくださっていたので。時間と共に色や形が変化していくバラの魅力をぜひ楽しんでほしい」そう話す堤ご夫妻。「堤 由美子庭」は6月12日(日)まで、毎週土・日曜に公開しています。ぜひ、足を運んでみてください。
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堤 由美子庭
TEL:0824-82-2111
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【竹屋饅頭本舗】
江戸時代創業の「竹屋饅頭本舗」。竹屋饅頭といえば、東城町を代表する銘菓。創業当初から変わらぬ味で、広島県民に長く親しまれています。
竹屋饅頭おすすめの食べ方は天ぷらなんだそうそんな竹屋饅頭本舗の離れへ。明治22年に建った「竹屋の離れ」には当時植えられた木も残っているそう。さらに、こちらではお座敷にあがることができます。
お部屋の中の花は、お店の方が我流で活けたもの「竹屋の離れ」は、6月12日(日)まで、毎週金・土・日・月曜日に公開をしています。お庭を見た後は、お土産に竹屋饅頭もいかがでしょうか。
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竹屋饅頭本舗
TEL:08477-2-0005
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【flower&Cafe HANATOJYO】
「竹屋饅頭本舗」のすぐそば、和モダンな古民家「flower&Cafe HANATOJYO」。店内には、お花がぎっしり。
天井からお花が!店主の山岡さんは姫路でフラワーアートを学び、東城町にUターン。5年前にお店をオープンさせました。このお店では、フラワーアレンジメント体験をすることができ、体験後には、店奥の喫茶スペースでスイーツを楽しむこともできます。
ゴッホ向井ブルーが挑戦。カフェスペースは窓ガラスの上部が透明になっており、お花を眺めることもできる。「フラワーアレンジメント体験&スイーツセット」は4,000円(使用するお花や料理によって価格が変わります)。自分だけのアレンジメント作品に挑戦してみてはいかがでしょうか。
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flower&Cafe HANATOJYO
TEL:08477-2-3555
※オープンガーデンではありません
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【名越庭】
森に囲まれた場所にバラやポピー、芍薬(しゃくやく)が咲く「名越庭(なごしてい)」。管理をしている名越さん曰く、”ワイルドガーデン”がテーマなんだとか。
荒地だった場所を少しずつ手入れしていったそう遊び心いっぱいのお庭では、ヤギへの餌やり体験もできます。
フキが大好物なヤギ達「名越庭」は、「体験型農家民宿 百姓庵『紡』」という農家民宿も営んでおり、予約をすればランチをいただくこともできます。
野菜寿司ランチ(1,700円)※土日限定・完全予約制メインは、旬の野菜を使ったお寿司。できる限り自家菜園で作った野菜を使っており、昔から受け継がれてきた田舎料理を提供するようにしているそう。野菜そのものの味を楽しむことができると好評です。
「名越庭」の公開は、6月11日(土)まで、毎週土曜日に公開しています。ぜひ予約をしてランチと一緒に楽しんでみてください。
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名越庭
TEL:08477-2-4468
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広島ホームテレビ『5up!』(2022年6月2日放送)
ライター:神原知里