【カープ道】日ハム大好き芸人とにかく明るい安村とトーク交流戦 安心してください知ってますよ!
「日本生命セ・パ交流戦2022」がスタート。前回に続き、広島ホームテレビ『カープ道』は、カープにとっての鬼門を勝ち越す特別企画として、パ・リーグのチームを愛する芸人と、トークの交流戦を繰り広げる。今回は北海道出身で日本ハム大好き芸人、とにかく明るい安村さんをゲストに迎え、5月31日から始まる日本ハムとの3連戦について語り尽くす。
5月31日からカープvsファイターズ3連戦安村さんは元々甲子園球児。「北海道の旭川実業高校で甲子園にも行った。ポジションは伝令係。何も指示を出さない監督だったので、マウンドで“今晩はハンバーグらしいよ”とご飯を伝えに行った。間をとる仕事」と、エピソードもとにかく明るい滑り出し。
しかしファンになったきっかけを聞くと「2014年まで組んでいたコンビを解消。何かネタを考えていた時に、野球をやっていたし地元に日本ハムがあるし。じゃあ仕事のために応援しようと思ったビジネスファイターズ」と明かし、まさかのにわかファン疑惑が持ち上がる。
北海道出身日本ハム大好き芸人・とにかく明るい安村さんどこまで語り尽くせるのか。まずは、今季監督に就任したBIGBOSSを徹底分析。阪神では強肩強打のプレーヤーとして活躍し、記録以上に記憶に残るスター選手だったBIGBOSS(新庄剛士・現監督)。2006年、日本ハムの日本一に貢献し、その年に現役引退。そして15年ぶりに新監督としてユニフォームに袖を通し、BIGBOSS誕生で球界が異例の盛り上がりを見せている。
今年3月12日のオープン戦、BIGBOSSがマツダスタジアムに初登場。試合開始と同時に、なんと近藤健介選手に監督を任せ、自身は一塁ベースコーチに。3連戦のラストゲームでは、サヨナラHRを放った上本崇司選手を敵チームにも関わらず拍手で祝福。安村さんは「“プロ野球をよろしくお願いします”と言われたように、日本ハムだけでなく、プロ野球全体を盛り上げようという思いがある」と話す。
上本選手のサヨナラHRを祝福するBIGBOSSBIGBOSS采配のツボについて安村さんは「ヒットエンドラン(ピッチャーの投球と同時にランナーが走り出しバッターが打つ)。めちゃくちゃやる。2アウト3塁とか、誰も考えてないタイミングでやるので成功する」と、大御所の解説者もお手上げの采配を見せるという。足を絡めた戦い方をカープがどう封じるかがポイントのようだ。
「誰も考えてないタイミングで」仕掛けてくる開幕からAクラスをキープするカープ。一方、日本ハムは下位に低迷しているが、ダルビッシュ有投手や大谷翔平選手といった一流メジャー選手を輩出したチーム。2016年にはカープを破り、日本一になった宿敵だ。安村さんイチオシの打者は新外国人A.アルカンタラ選手。「スイッチヒッターで、今シーズンも1試合、両打席で2本のHRを打っている」。その攻略法として「縦の変化に弱いところがある」と明かすと、吉弘翔アナは「カープの先発投手陣は縦変化を持っている。抑えまで入れていいのなら栗林良吏投手のフォークが一番大きな武器」と、ほくそ笑む。
安村さんイチオシの打者は新外国人アルカンタラ選手安村さんは「パ・リーグの選手は思いっきり振ってくる。日本ハムは今年から“ファーストストライクから行け”という指示なので、初球はかわした方がいい」とアドバイスを。また、吉弘アナは「アンダーソン投手は、通訳の方によると常に落ち着いているということなので、どんなことをされても動揺しないのではないか」と、BIGBOSSの奇策には、とにかく落ち着くアンダーソン投手がうってつけだと語る。
投手のキーマンとして安村さんがあげるのは、玉井大翔投手。「シュートで右バッターのインコースにガンガン食い込んでいく。コントロールもいいんで、2アウト2、3塁のピンチで投入されて火消し役をする」という。日本ハムの投手話には吉弘アナも参戦。「広島出身の堀瑞輝投手に注目。去年のパ・リーグ最優秀中継ぎ投手賞にも輝いた6年目の投手。広島新庄高校時代に取材した」と話すと、堀投手はソフトバンクの柳田悠岐選手も一目置く存在だと安村さんもうなずく。
玉井大翔投手マツダスタジアムでの観戦経験はまだないという安村さん。謎の生物ムッシャーとのコラボを妄想し、「服を着た自分がムッシャーに食べられて、出てきたらパンイチになっているとか」とビジネスチャンスをうかがう。
しっかりと愛する日本ハムについて語り尽くした安村さん。31日からの3連戦については「カープももちろん強いので苦戦すると思うが日本ハムの3連勝を願う。そして今年日本ハムに期待するのは優勝」とにっこり。さらなるビジネスチャンスをも熱望してトークの幕を閉じた。
広島ホームテレビ『カープ道』(水曜深夜) 5月25日放送
ライター 湯谷葉子