さかなのおにいさん「川ちゃん」が教える!瀬戸内海の生き物がおいしいワケ
今回は、瀬戸内海の生き物がおいしいワケを380種、15000点以上の生き物が展示されている宮島水族館で調査しました。
宮島水族館のチンアナゴ様々な海の生き物の魅力を紹介してくれるのは、魚の生態や海の大切さをイラストや歌で表現している川ちゃんこと、川田一輝さん!
さかなのおにいさん 川田一輝さんそんな川田さんに、瀬戸内海の魚の魅力を聞きました!宮島の名物でもある“アノ”生き物です!
八幡アナとともに魅力をお届けそれが・・・宮島名物「アナゴ」!
展示されているアナゴ八幡アナ:アナゴがギュウギュウなのは内気な性格だからですか?
川田さん:アナゴは、体に何かが触れるととても落ち着く性格なんです!
落ち着いているアナゴたちところで、アナゴとウナギはどう見分ければよいのでしょうか。
イラスト:川田さん正解は、「アゴ」に注目なんです!アナゴは下あごが引っ込んでいて、ウナギは伸びているのです。
覚え方は、“アナゴイケメン” “ウナギしゃくれ”です!覚えやすいですね!?ウナギはカニや川底にいるものを食べやすいようになっているのだそう。
イラスト:川田さんイケメンなアナゴはなぜ美味しいのか。その秘密は、広島名物「カキ」に隠されているそうです!
展示されているカキ瀬戸内海のカキは栄養豊富なプランクトンを濾しとって食べ、泥を吐き出します。
その泥を求め、エビや小魚が集まり、それがアナゴのエサになるからおいしいのだと川田さんは説明します。
解説する川田さん名物なカキとアナゴは実はつながっていたんですね!では、なぜ瀬戸内海の生き物はおいしいんでしょうか。
川田さんによると「瀬戸内海は地形に恵まれていて、多くの川から栄養豊富な水が流れてくることから『生命のスープ』と言われている」そうです。
瀬戸内海しかし、この環境は人間が作ろうと思っても作れないのです。
なにかした瞬間に一瞬によってバランスが崩れてしまい、元に戻すのは難しい・・・
人間がつくることはできない…「環境を守るため、水を大事に使ったり、エコバッグを使うなど身の回りのことを気にするだけで海も変わる。水族館に行ってみたりすることで海への関心を高めてほしい」と川田さんは言います。