【カープ道】 SNSから裏方さんまで!極楽山本とゴッホがカープの気になるワードを徹底解剖

今回の広島ホームテレビ『カープ道』は、鯉党芸人の極楽とんぼ・山本圭壱とゴッホ向井ブルーをゲストに迎え、カープの戦いをもっと楽しむためのキーワードを徹底解剖する後半戦。熱き鯉党がカープの裏方さんや気になるSNS戦略を紐解く。

極楽とんぼ・山本圭壱さん(左) ゴッホ向井ブルー(右) 極楽とんぼ・山本圭壱さん(左) ゴッホ向井ブルー(右)

最初のキーワードは《女性初・施設管理部職員》。カープで女性初の施設管理部職員となったのは長村香澄さん。今年3月に入社したばかりのルーキーで、グラウンドキーパーとしてグラウンド整備の統括的役割を担う。長村さんは広島出身でカープファン。大学でソフトボール部だった経験を活かし、選手を支える立場での活躍を夢見る。「直接試合や練習に関わるので選手との距離が近く、一緒になって戦っている感覚。やりがいを感じる」と意欲を見せる長村さん。今シーズンは試合中に汗を流す長村さんを目にすることも多いはず。

カープ女性初の施設管理部職員となった長村香澄さん カープ女性初の施設管理部職員となった長村香澄さん

続いてのキーワードは《陳(チェン)さん》。台湾出身の陳浚錡(チェンチュンチー)さんはカープ球団公式HPにブログ『你好(リーホー) 陳です!』を開設している。遠く離れた台湾で日本のプロ野球を応援していた陳さん。記者経験を買われて昨シーズンから球団職員に。「台湾にはカープファンも多い。日本語と中国語と両方の記事を載せて、なんとか台湾とも繋がりたい。選手の試合への執念やファンの情熱、広島とカープの一体感を感じられるブログに」と話す陳さん。

台湾出身のカープ広報部・陳浚錡(チェンチュンチー)さん 台湾出身のカープ広報部・陳浚錡(チェンチュンチー)さん

そんな陳さんを、吉弘翔アナはマツダスタジアムでよく見かけるという。「何か発信することはないかとコンコースを探し歩く陳さんの姿は“陳さんぽ”と呼ばれて、球団職員の中で浸透している」とのこと。またゴッホは「陳さんの記事はカープ以外のものも多い。日本語の勉強をしたノートを見返して、JKの流行り言葉で“それな”はギリギリ理解できるが、“はにゃ”は理解し難いと書かれていた」と披露する。加えてゴッホは「毎年カバ広場に新しいカバが登場するのに今年はワニが出た。陳さんに消えたカバを散歩して探してほしい」とリクエストした。

「“はにゃ”は理解し難い」 「“はにゃ”は理解し難い」

さらにファン待望の新たなSNS《鯉のインスタ》が始動。球団公式インスタグラムを始めたのは12球団で最後だが、今年1月に開設して約3ヶ月でフォロワーは14万人超え。ゴッホは「ブルペンの裏側といったファンにはたまらない動画がアップされている」と紹介する。飯田哲矢スコアラーは投稿に際し、①ファンが求める物を投稿②自分にしか撮れない選手の素顔。関係性を築いていないと見せない素顔を撮る③デビュー前のルーキーや二軍の選手も知ってもらうきっかけとなる投稿。この3つを心がけているという。

飯田哲矢スコアラー「自分にしか撮れない選手の素顔を」 飯田哲矢スコアラー「自分にしか撮れない選手の素顔を」

そして、4月から開幕する中四国の女子硬式野球リーグ《ルビー・リーグ》にも注目。ネーミングは、中四国女子野球連盟からカープが依頼された。ルビーの石言葉は情熱。色は赤にちなんで命名。3月13日の試合前に設立セレモニーが開かれ、4月から中四国5県、全14チームによる熱い戦いが幕を開ける。

中四国の女子硬式野球リーグ「ルビー・リーグ」 中四国の女子硬式野球リーグ「ルビー・リーグ」

最後のキーワードは《ホークアイ》。鷹の目を意味するその名の通り、マツダスタジアムに8台のカメラを設置。ボールの軌道等を解析する最新システム。昨シーズン、ヤクルトが導入し日本一に貢献した。ゴッホは「メジャー経験のある高橋健コーチによると、メジャーはデータ野球は当たり前。ホークアイやパソコンを見る時間が長いと言われた」と取材力を披露。ただし、簡単には取材させてもらえないほどベールに包まれた最新システム。その存在が選手にとって救世主になり、日本一への力になることを期待しよう。

「ホークアイ」イメージ図 「ホークアイ」イメージ図

ちなみに今回の『カープ道』取材の模様は、陳さんのブログ『你好 陳です!』で紹介されているのでチェックしてみよう。

広島ホームテレビ『カープ道』(水曜深夜) 4月13日放送
ライター 湯谷葉子

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