【広島雑学】猿猴橋に別名が!?名前に隠された秘密とは?

知ってるようで知らない「へぇ~」と思わず言いたくなる広島の雑学をクイズに!今回は広島駅近くにある「猿猴橋」についての雑学です!

猿猴橋

猿猴橋には長~い歴史があるんです。そんな猿猴橋の雑学を求めて、猿猴橋のスペシャリスト「猿猴橋復元の会」の大橋会長から色々教えてもらいました!

大橋さん「猿猴橋という名前になったのは、川に猿猴、いわゆる猿がすんでいたと言われているよ。だから、川や橋の名前に使われているんだ。」

大橋さん

そうなんです!猿猴橋の「猿猴(えんこう)」はサル。サルがすんでいたと言われているため、橋にもその名が付けられたそうですよ。

また、諸説ありますが、猿猴は広島など中・四国地方に伝わる伝説の生き物で、「カッパ」の一種とも言われています。姿がサルに似ていたそうなので、サル・カッパ、どちらの言い伝えもあるそうですよ。なので、橋の欄干にサルが飾られているんでしょうね~!

猿猴説明

ところで、猿猴橋には別名があるらしいんですが…それってホント?!会長さん教えてください!

大橋さん「本当です!ちょっと難しいけど、なんて呼ばれているか分かる?」

猿猴橋ヨリ

さぁここで問題です!猿猴橋は一部の市民から別名・◯◯橋と呼ばれることもあるそうです。一体、何橋と呼ばれているでしょうか?

漢字2文字!神社などでよく聞く言葉がヒントですよ~「一富士二鷹三茄子」を初夢で見ると・・・?

問題

答えは「縁起橋」です!

大橋さん「縁起橋と呼ばれるようになったのは、「えんこうさん」というお祭りにカープ選手が参加したことと関係があるみたいだよ。」

ということで、別名は「縁起橋」!一部の方がそう呼んでいるらしいとのこと。猿猴橋で毎年春に行われる「えんこうさん」というお祭りで、カープ選手が渡り初め(わたりぞめ)に参加、その年にリーグ優勝したことから、縁起の良い橋、「縁起橋」と呼ばれているんですって~!

それをきっかけに地元企業が繁栄などを願って渡るようになったそうですよ!

「祭り えんこうさん実行委員会」提供 「祭り えんこうさん実行委員会」提供

柱にいるタカも関係しているそうで、タカは「吉祥(きっしょう)」といって、繁栄や縁起が良いことを意味するんです。その意味でも縁起橋なんだとか。

猿猴橋、驚きの言い伝えに「へぇ~じゃん」認定!

へーじゃん

 

広島ホームテレビ『5up!』(2022年4月5日放送)
広島へぇ~じゃん

ひろしまリード編集部
※掲載された記事・情報は、取材当時のものです。予めご了承ください

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