牡蠣の旬は冬じゃない!?生産量日本一!広島県呉市産の牡蠣の秘密に迫る。
コロナ禍の影響で2年連続で軒並み中止になった広島県内各地の牡蠣祭り。
消費者に直接牡蠣を楽しんでもらう場がなくなってお困りの呉産かき振興協議会からPRの依頼を受けて音戸に向かった松本裕見子さん。
そこで知る事になったのは、広島県産の牡蠣の秘密、さらには呉地区産の牡蠣にまつわる驚きの秘密でした。
【秘密その1】牡蠣を出荷するまで ~気が遠くなるような手間が~
食卓で食べる殻付き牡蠣は 水上げしてすぐに食べられるわけではありません!
牡蠣と言えば むき身にする時の牡蠣打ちが大変!というイメージがありますが、実は牡蠣の成長に欠かせないある作業が・・・
専用器具で一つ一つ牡蠣の殻をキレイにしていきます。これが本当に大変なんです。
キレイにした後はすぐに出荷するのではなく、実は牡蠣をかごに入れて、もう一度海に戻して身を大きくしていくのだとか。
【秘密その2】牡蠣の旬は冬ではない!?
牡蠣の旬と言えば、みなさんいつ頃を思い浮かべますか?真冬の寒い時期?年末年始のギフトシーズンのイメージ?が多いかと思います。
寒さが落ち着いてくると徐々に牡蠣を食べなくなる人も多いかと思いますが、実は桜が咲くこの時期の牡蠣が最も美味しい「旬」だと言われています。
呉の牡蠣の事はおまかせ!! 呉産かき振興協議会 事務局長の田中 耕三さん (写真 右)
【秘密その3】広島県産の牡蠣といっても、実は味がさまざま!
全国シェア約6割を占め、牡蠣生産量日本一を誇る広島県ですが、県内各地の養殖される環境によって味が異なる事をご存じですか??
これは牡蠣が食べる植物性プランクトンの違いや、海水の塩分濃度や潮流など様々な要因が関係しています!
【秘密その4】呉地区には 5つの海域が!もちろん味は違います!!
呉市には約60社の牡蠣生産者があり、本州沿岸と島しょ部に分かれて広く分布しています。
エリア別にみると「吉浦」「安浦」「阿賀」「音戸」「倉橋」と5つの海域に別れていますが、それぞれに個性がありました。
今回はそのうち4つの海域産を食べ比べてみました。
まずは「倉橋産」から・・・
松本裕見子「磯の香りというか、まろ味というか、旨味が凝縮しています。」
つづいて安浦産は・・・
松本裕見子「倉橋産の方がちょっとさっぱりしていて、安浦の方が塩味が強いです。」
はっきりと味の違いを実感できるようです!
3つめは音戸産です。
松本裕見子「身が柔らかいというか、ソフトな感じでまろやか!」
クリーミーな味わいが特徴なんだとか。
最後は 阿賀産の牡蠣です!!
呉産かき振興協議会の北川哲也会長自ら、自慢の牡蠣をお持ちいただきました。
写真右:呉産かき振興協議会の北川哲也会長その感想はというと・・・?
松本裕見子「牡蠣を食べたーという感じがすごくしますね!」
はっきりと味の違いを感じる事ができたようですよ!
番組では、牡蠣の味の違いを楽しんでもらいたいという事で、産地が違う4つの海域産の食べ比べセットの販売を提案!
呉産カキ振興協議会のご協力のもと、期間限定で手軽に食べ比べをする事ができるようになりました!
題字は松本さん自らが筆をとり一筆入魂!!
こちらの「しあわせ呉るカキ」はひろしまーとBUCHIで現在絶賛販売中です。ちなみに発送日は2022年4月8日一斉配送、数量限定となっているようです!
今シーズン最後に絶品牡蠣を味わってみてはいかがですか?
ひろしまリード編集部