【カープ開幕】トークの勢いで白星発進だ!カープ担当記者大集合〜今季を占う①〜

いよいよペナントレース開幕。今季のカープはどうなる? 今回の広島ホームテレビ『カープ道』は、カープを詳しく知る担当記者が集結。「開幕超直前スペシャル」と題して、最前線で取材し続ける記者だからこそ知り得る熱盛情報を語り尽くす。

 

ゲストは、「朝日新聞」辻健司記者、「広島アスリートマガジン」真田一平編集長、「サンケイスポーツ」柏村翔記者と、同番組ではお馴染みの顔ぶれ。オフシーズンに入手したとっておきのエピソードも大公開する。

ゲストのお三方 左から「朝日新聞 辻健司記者」「広島アスリートマガジン 真田一平編集長」「サンケイスポーツ 柏村翔記者」

 

「今年のカープはチームの一体感が増した」と話す柏村記者。「大瀬良大地投手は、ドラフト1位の黒原拓未投手が練習でうまくいかなかった時に“今日だけじゃなくてトータルでがんばったらいいよ”と励ましのメールを送ったり。ドラフト2位の森翔平投手には、うまく投げられないカットボールという変化球について九里亜蓮投手が相談に乗ったり」と、ルーキーを見守るベテランにも変化があるという。

チームの一体感

 

辻記者が変化の予感を大いに感じるのは、プロ5年目の中村奨成選手。「外野の守備練習にも取り組む中村選手。キャンプ初日に今年にかける思いを聞くと“ここで結果を出さないとおしまい”と危機感がプンプン伝わった。キャッチャーもやりたいという気持ちもありながら。あきらめたわけではないが、プロ野球選手としては試合に出ることが大事。まずは外野手でチャレンジしていきたいという強い決意を感じた」という。

中村奨成選手

 

若手がクローズアップされる中、真田編集長が注目するのは松山竜平選手。世代交代が進むチーム状況について聞いたところ、「若い力が入ってきてカープがどう変わるか、正直楽しみでたまらない」と答えたという松山選手。「しかしその後に、でも若い人には負けられない。フフフ…と」言い残したとも。その不敵な笑みに期待がかかると話す。

松山選手

 

辻記者は、オフシーズンに「元県立高校の教頭先生が定年間際に教員を辞めて、カープに入社した」という記事を全国ニュースとして載せた。佐賀県出身の土井一生さんは、定年退職後の道を模索する中で、ファンだったカープが球団職員を募集していることを発見。さっそく応募すると採用が決まった。「元々数学の教師だった土井さんは、マツダスタジアムに導入予定の“ホークアイ”の担当になる」と明かす。選手の動作解析をするシステム導入を準備中の土井さんの姿は、キャンプ中もブルペンで見られたという。

教頭先生

 

開幕戦にあたり、〈理想の開幕一面記事〉を聞いた。

開幕予想

辻記者は、『ハマでまた打った。大瀬良決勝弾』。「2020年の開幕も横浜スタジアムで大瀬良投手がHRを打った。その再現」。

真田編集長は『4番はオレだ!林 決勝弾!!』。「今年“広島アスリートマガジン”で期待の若手選手で4番を打ってもらいたいという思いを込めて表紙を飾ってもらったことがある。最後林選手のHRが決勝弾になれば最高」と期待を寄せる。

柏村記者は『佐々岡白星発進。大瀬良また完投また打った。オースティン4タコ オーマイガ…』。「2019年の開幕戦の一面で、“丸4タコ”と予想したら見事に当たって、大瀬良投手が丸選手から4三振を奪った」と振り返る。結果はいかに?

 

広島ホームテレビ『カープ道』(水曜深夜) 3月23日放送
ライター 湯谷葉子

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