キリンの子ども「はぐみ」 装具を付けて歩行訓練 走れるように|安佐動物公園
2020.10.06
2020.10.16
4月に生まれたキリンの赤ちゃん「はぐみ」。
両後ろ足には特別な装具がつけられていますが、母親と一緒に軽やかに歩いています。
はぐみは生まれた時から足に障害があり、自力で立つことができませんでした。
そこで動物の装具の研究を行っている広島国際大学に協力を依頼。
重い体や成長のスピードに対応できるよう試行錯誤を重ね、ようやく4カ月後にはぐみにぴったりな装具が出来上がりました。
「本来まっすぐ伸びているものが90度くらい曲がっていました。大型動物というのは足が重要。正直、もうダメだろうなと思っていました。ここまで元気に育ってくれたのには大変喜んでいます。」
飼育係の屋野丸武さんはいいます。
当初は30分だった歩行練習も1時間以上に伸び、今では走ることもできるようになったはぐみ。
歩行練習を行う天気の良い日に会えるかもしれません。
_______
安佐動物公園
入園料:
大人510円 子ども・65歳以上 170円
開園時間:
午前9時~午後4時半 (木曜休園)
_______
広島ホームテレビ『みみよりライブ 5up!』(2020年10月2日放送)
「ググッと瀬戸内」
ひろしまリード編集部
※掲載された記事・情報は、取材当時のものです。予めご了承ください。