【変わる広島】昭和から令和へ「民衆駅」の130年

広島駅界隈の過去は波瀾万丈、130年近い歴史の中で転機は何度も訪れました。大きなステップは半世紀以上前の1968年ころ、当時の国鉄が民間の出資で駅舎を建設。テナント利用で利益を上げる「広島民衆駅」として生まれ変わりました。

また、1975年には山陽新幹線・岡山~博多間が開通し、広島駅に初めて新幹線がやって来ました。くしくもこの年の10月、カープが初優勝!

主役である広島駅の格が上がるにつれて脇を固める周辺エリアも次第に様変わり。戦後の復興へ一定の役割を果たした闇市は形を変え・・・。庶民の台所として親しまれた「愛友市場」へと変わっていきました。

ノスタルジックな雰囲気を残しつつ舞台転換のように進められた再開発。さらにマツダスタジアム開業で周辺は劇的に変化します。

しかし、その陰で・・・愛友市場は解体。6年後、駅ビルの建て替えも決まり「ASSE」は54年の歴史に幕を下ろしました。そして、駅からほど近い
創業47年のホテルも老朽化にコロナ禍も加わり閉館を決断と、ここ数年で広島駅周辺は劇的に変化が進んでいます。
3年後に生まれ変わる広島駅、ここまでの移り変わりを動画でまとめています。

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2022年3月7日放送「5up!」
※掲載された情報は、取材当時のものです。予めご了承ください。

 

ひろしまリード編集部

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