山口県萩市の城下町で体験型女子旅を!/山口県萩市

西の小京都といわれる萩。萩城城下町周辺は「着物の似合う街」としても知られています。そんな萩で、いま注目されているのが「体験型旅行」。着物のレンタルや人力車での町めぐり、そしてお屋敷でのお抹茶体験など、他ではできない非日常が体験できると聞いてやってきました。さあ、日本の古き時代へタイムスリップ!

 

【スポット1】Kimono Style Café (着物スタイルカフェ)

着物レンタル&着付けもできる、カフェ&雑貨店

Kimono Style Café (着物スタイルカフェ)

最初に向かったのは『Kimono Style Café』。
こちらの店舗はかつて毛利藩士が過ごした築150年越えの古民家をリノベーションしたもので、飲食以外にも、萩焼や和雑貨の販売、そして着物のレンタルもしています。この日も朝から着物のレンタルの方が次々と来店していました。

 

Kimono Style Café

 

Kimono Style Café

萩焼がズラリと並ぶ店内。オリジナル商品もあるそう。

ハンドドリップで淹れてくれるオリジナルコーヒーはまろやかな飲み口。人気の抹茶のシフォンケーキは控えめな甘さで、抹茶の風味が引き立つ優しい味でした。

 

Kimono Style Café

レンタル着物も種類がたくさん。好きな柄を選んだら、ヘアセットと着付けをしてもらいます。着付けが終わったら、城下町散策へ。

山口県萩市は「きものの似合う街大賞」にも選出されたことのある町。特に夏は浴衣のレンタルで予約がいっぱいになるとか。紅葉がきれいなこの日も、予約のお客様が次々と来店されていました。

 

Kimono Style Café
住所/山口県萩市呉服町2-39
TEL&FAX/0838-21-7000 ※レンタル利用の場合は前日までに電話予約
着物レンタル3,980円〜(着付け込み)
https://www.kimono-style-cafe.com

 

【スポット2】江戸屋横町(木戸孝允旧宅・円政寺など)

萩城城下町を散策!

江戸屋横町(木戸孝允旧宅・円政寺など)

江戸時代からほぼ変わらない町並みが残っている萩城下町エリア。Kimono style caféの前の道は「江戸屋横町」と呼ばれ、黒板塀の続く、着物姿が似合う風情のある通りです。ここには維新の三傑の一人、木戸孝允旧宅や蘭方医の青木周弼旧宅、伊藤博文ゆかりの円政寺などがあります。

 

江戸屋横町

西郷隆盛、大久保利通とともに「維新の三傑」と称された木戸孝允(幼少期の名前は桂小五郎)。ここは誕生の地で、当時の藩医(江戸時代に藩につかえた医師)の生活様式がうかがえます。

この建物、外から見ると平屋のように見えますが、実は2階建て。当時参勤交代などで前の道を通るお殿様を2階から見下ろすのは失礼にあたるため、このような作りになったのだそう。

 

江戸屋横町

全国でも珍しい神仏習合の寺。近所に住んでいた高杉晋作や伊藤博文が幼少の頃に遊んだとされる木馬(神馬)も残っています。

 

レトロなカフェがあちこちに

 

人力車も

城下町を歩いていると、レトロなカフェがあちこちに。こんなところに人力車も! これで城下町を案内してもらうのもいいですね。

 

【スポット3】萩・明倫学舎

日本最大の木造校舎が萩の観光拠点に

『萩・明倫学舎』

『萩・明倫学舎』は萩藩校明倫館の跡地。当時の古い木造校舎を生かしながら、観光の拠点施設として利用されています。

1階を入って左側にある観光インフォメーションセンターは、萩の歴史や文化を知ることができる資料のほか、観光情報も手に入ります。手荷物を預かり、ホテルに届けてくれる「手ぶら観光サービス」もここで受付をしているので、荷物がある人は最初にここを訪れるといいですね。

右側に行くと、カフェ・レストラン、お土産ショップがあります。ちょうどランチタイムだったので、レストラン「萩暦(はぎごよみ)」に入ってみました。

 

レストラン萩暦(はぎごよみ)

 

レストラン萩暦(はぎごよみ) 萩暦特選ランチセット1,738円

暦がわりで萩でとれた天然魚のお刺身と、地元の野菜を使った創作料理が堪能できます。少しずつ、いろんな味が楽しめるのがうれしい。

レストランのお隣にはお土産ショップもあります。ここでしか手に入らないものなどを中心に揃えているそう。

 

萩・明倫学舎(はぎ・めいりんがくしゃ)
住所/山口県萩市江向602
電話/0838-21-0304
営業時間/9:00~17:00
定休日/なし ※2月第1火・水曜日
入場料/本館:無料、2号館:大人300円 高校生200円 小中学生100円
駐車場/あり(有料)
アクセス/JR萩駅からタクシーで約15分
https://www.city.hagi.lg.jp/site/meiringakusha

 

レストラン萩暦(はぎごよみ)
住所/山口県萩市江向602
電話/0838-25-8543
営業時間/レストラン11:00~15:00、17:00~21:00(夜は要予約) 、カフェ11:00~17:00
定休日/火曜日、第3水曜日
http://goyomi.in

 

【スポット4】菊屋家住宅

重要文化財のお屋敷でお抹茶体験

菊屋家住宅

今回の旅のメインイベント、築400年のお屋敷でのお抹茶体験です。

日本の文化でもある「お抹茶を点てる」体験。でも何だか作法が難しそうで敷居も高くて……なんて思っていませんか?

それがここでは気軽にできるんです。しかも自分で淹れるんです。ちなみに、お抹茶は「点(た)てる」と言います。全てが用意されていて、イチから教えてもらえるので、全くの初心者でも大丈夫。

 

菊屋家住宅

紅葉の季節には、普段は見学できない庭園が特別公開されています。窓が全部開け放たれてお庭と一体となった気持ちのいい空間です。

そこからさらに奥へ進みます。こちらでいよいよお抹茶体験。畳敷きのお部屋には、必要な道具がすでにセットされていました。指輪や時計は全て外し、手を洗って着座します。

 

抹茶体験

抹茶体験をされる方は、全く初めてという方も多いそう。ですから、最初にそれぞれの道具の名称や使い方などを簡単に教わります。でも覚えられなくても大丈夫。最初は作法を見せてもらい、そのあと丁寧に声かけしてもらいながら一緒にお茶を点てていきます。

 

お抹茶体験

ここのお抹茶体験で嬉しいのは、なんと二服目(お抹茶の場合は二杯と言わず、二服と言います)がいただけること! というのも、「初めての体験で、1回だけだと何が何だかわからずに終わってしまうと思うんです。でも、もう一度おさらいすることで、なんとなく流れがわかるというか、こういうものだというのが体に入っていくと思うんです」。

私も体験してみてそう感じました。何より、おいしいお抹茶がおかわりできるだけでなく、季節の和菓子が二度いただけるのもうれしかったりして。

「お茶の作法には、流儀によって微妙に違いがあります。ここで体験するのは、本格的な茶道の作法とは違う部分もありますが、堅苦しいことは考えずに、日頃の喧騒をちょっと忘れて日本の文化を肌で感じてこの空間を楽しんでほしいですね」。

広々としてきれいに手入れのされたお庭を眺めながらいただくお抹茶のおいしいこと。とても贅沢な時間を過ごしました。

 

菊屋家住宅(お抹茶体験)
住所/山口県萩市呉服町1-1
電話/0838-22-0005
開館時間/9:00~17:00(入館は16:45まで)
休館日/不定休(電話でご確認ください)
https://www.kikuyake.com

 

【スポット5】菊屋横町

日本の道100選! 美しい白壁となまこ壁の小径

菊屋横町

 

菊屋横町

菊屋家住宅を出て左へ行くと、こんな壁が見えてきます。萩を代表する景観で、江戸時代の町並みがそのまま残る「菊屋横町」。藩の豪商・菊屋家や幕末の風雲児・高杉晋作の誕生地等がある風情ある通りです。

そこには高杉晋作の誕生地が。

安政4年(1857年)、松下村塾に入門。吉田松陰の教えを受け、明治維新のために尽くしましたが、28歳の若さで病死。
高杉晋作ファンなら、一度は訪れてみたい場所です。

 

【スポット6】萩ぷりん亭

カラフル! なめらかプリン専門店

萩ぷりん亭

 

萩ぷりん亭

 

萩ぷりん亭

なめらかプリンの専門店が萩城城下町にできたと聞き、行ってみました。

ひとつずつ丁寧に手作りされたプリンは、口あたりがクリームのようにソフトでなめらか。また萩名物の夏みかんや季節のフルーツなど、プリンと相性のいい素材をふんだんに使ってあり、見た目にも美しく食欲をそそります。萩ではここと道の駅「萩しーまーと」でしか買えないそうで、お客さんが次々と来店していました。

左上から抹茶と黒豆(480円)、お芋と栗(480円)、マダガスカル産のバニラビーンズの味が引き立つプレーン(390円)、左下から萩の名所・菊ヶ浜をイメージしたラムネ風味の渚ぷりん(430円)、萩産の夏みかん果肉たっぷりの萩夏みかん(450円)、いちごぷりん(480円)。新商品に生チョコぷりん(450円)、生チョコいちごぷりん(500円)も加わりました。(季節限定商品あり)

 

萩ぷりん亭
住所/山口県萩市呉服町2-10
電話/0838-21-5567
営業時間/9:00~17:00
定休日/不定休
駐車場/8台
https://hagi-purin.com

 

幕末から明治維新。その当時の建物が残っている、風情ある町、萩城城下町。ここでしかできない体験をして、合間にのんびりと町歩き。歴史と時代の流れを肌で感じる、ノスタルジックで心がタイムスリップする旅でした。

 

瀬戸内Finderフォトライター 森田 侑季慧

※感染症対策に配慮した上で撮影を実施しています。

 

▼記事提供元

瀬戸内Finder
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