大東建託株式会社が、広島県の20沿線居住の11,759名を対象に、居住満足度調査としては過去にない大規模な本格調査を実施し、今回2回目となる沿線ランキング「いい部屋ネット 街の住みここち沿線ランキング2021＜広島県版＞」として集計しました。

総評

■街の住みここち沿線ランキングトップは、広島電鉄横川線（横川駅～十日市町）
1位は昨年2位の広島電鉄横川線（横川駅～十日市町）でした。2位は、広島電鉄皆実線（的場町～皆見町六丁目）（昨年1位）、3位は、広島電鉄宇品線（紙屋町東～広島港（宇品））（昨年4位）です。TOP5は、全て広島電鉄沿線がランクインしており、昨年と順位変動はあるものの顔ぶれは同じで、広島市中心部へのアクセスが良く、閑静な住宅地や市街地の多い沿線が評価される結果となっています。

■因子別では、生活利便性や行政サービスなどの評価が高い沿線が昨年に引き続き上位
上位沿線の因子別では、「生活利便性」「行政サービス」「親しみやすさ」の評価が高くなっています。「生活利便性」「親しみやすさ」では大型商業施設や商店街などが集積している沿線（広島電鉄横川線・広島電鉄皆実線・広島電鉄宇品線）、「行政サービス」は公共施設が集積する沿線（広島電鉄皆実線）が上位にランクインしています。

街の住みここち沿線ランキング2021＜広島県版＞上位の分析＜総合1～3位＞

1位 (偏差値61.0)　広島電鉄横川線（横川駅～十日市町） ■25㎡家賃相場：5.8万円
【居住者コメント】
•広島市内の中心部で、電車やバスなどの公共機関が充実していて移動が便利。また、平地なので自転車、徒歩での移動も楽、乳幼児を抱える身としてはベビーカーでの移動も楽で助かっている。スーパー、コンビニも充実していて、買い物も不自由しない。（女性・34歳・既婚・技術・研究職・十日市町）

•駅に近いうえ、中心地に向けたバスの本数が多く、公共交通機関の利便性がとても良い。古い建物がリノベーションされ、街が少しずつオシャレに変化してきている。地域独自のお祭りやイベントがあり、昔ながらの良い雰囲気も残っていて、新しい風景と旧来の風景がうまく混ざり合っている。（男性・38歳・既婚・製造・現場作業職・横川駅）

•安い個人商店も、種類が豊富なスーパーもある。（女性・未婚・36歳・事務職・横川駅）

2位 (偏差値61.0)　広島電鉄皆実線（的場町～皆見町六丁目）■25㎡家賃相場：5.6万円
【居住者コメント】
•広島駅に近い。病院が近くに多くある、大学病院も近い、電停に近い、繁華街にも近い、職場まで乗換なしで30分以内で行ける、コンビニが近くに何店舗もある。（女性・49歳・未婚・事務職・段原一丁目）

•市電やバスなどの公共交通機関が充実している。ゆめタウンなどの大型ショッピングモールがある一方で、小さな八百屋さんもあり、用途に応じて利用できる。（女性・30歳・未婚・事務職・皆実町六丁目）

•交通の便、病院、商業施設の充実さ、役所が近いなど、全てにおいて便利。（女性・既婚・55歳・パート・南区役所前）

•近所の人が優しかった。地域が祭りなど住民の繋がりが盛んな地域である。（女性・41歳・既婚・専業主婦・皆実町六丁目）

3位 (偏差値60.3)　広島電鉄宇品線（紙屋町東～広島港（宇品））■25㎡家賃相場：5.9万円
【居住者コメント】
•JR、市電、アストラムラインなど交通の便はいい。古い建物が新しくなり、市内も活性してきている。東京や大阪に行かないと食べられないお店もどんどん広島市内へ出店しているため嬉しい。 （女性・25歳・既婚・専業主婦・広電本社前）

•成人の１人暮らしとしては大変住みやすく、コンビニ・スーパー・娯楽施設等が近い為、生活には困ることがない。川や公園も整地してあり、ジョギングや公園で子供が賑やかに遊んでいる光景がどの年代にも住みやすい街と感じさせる。（男性・23歳・未婚・技術・研究職・宇品二丁目）

•街に活気があり、スーパー等も多く、生活しやすい。（男性・45歳・既婚・管理職・宇品四丁目）

街の住みここち沿線ランキング2021＜広島県版＞＜TOP13の因子別評価＞

1位の広島電鉄横川線は、8因子中2つの因子（「親しみやすさ」「物価・家賃」）で1位を獲得しており、また、4つの因子（「生活利便性」「行政サービス」「親しみやすさ」「物価・家賃」）で偏差値60以上の高評価を得ています。

2位の広島電鉄皆実線は、 8因子中2つの因子（「交通利便性」「行政サービス」）で1位を獲得しており、また5つの因子（「生活利便性」「交通利便性」「行政サービス」「親しみやすさ」「イメージ」）で偏差値60以上の高評価を得ています。

▼調査委概要などの詳細はこちら
https://www.eheya.net/sumicoco/

広島でのお部屋探しに参考にされてはいかがですか？

ひろしまリード編集部