ひろしまHERO調査隊 広島ドラゴンフライズ 寺嶋良選手
今シーズンから『広島ドラゴンフライズ』に加入した寺嶋良 24歳。昨年11月には自身初の日本代表にも選出されるなど、チームを支えるポイントガードです。
広島ドラゴンフライズ 寺嶋良選手寺嶋選手―
(ポイントガードは)司令塔っていう役目が一番大きくて、時間だとか、得点差とか、チームのファール数とか、どの選手がどれだけシュートの調子がいいとか、そういうものを全て考えないといけないので、すごく頭を使うポジションですし、そこは本当に意識していますね。
(Q)そんな寺嶋選手の武器は?
寺嶋選手―
得点力だと思いますね。隙があれば自分でも点を取るっていうのが、ガードとして結構大きな役目でもあるんですけど、そこでしっかりと2桁得点を平均的に獲れているので、そこは強みだと思いますね。
「武器は得点力」
寺嶋選手について、リーグ屈指のシューターである辻選手も、そのスキルを高く買っています!
辻選手―
やっぱりミドルシュートが上手っていうのもありますし、その速さをいかして、レイアップシュートまで持っていける強さもあるので。今シーズンは3ポイントシュートも相当確率高く決めているので、本当に彼は今シーズン成長しているんじゃないかなと思います。
今シーズンの3ポイントシュート成功率は、リーグ4位の41.7%(今月4日現在)。高い成功率を生むためにオフに取り組んだことがあるといいます。
(Q)1日に何本ぐらい3ポイントシュートの練習をした?
寺嶋選手―
250本(入れるまで)ずっとやっていましたね。最初の方なんて全然入らなかったので、なんなら1000本くらい打っていたと思います。これからももっともっと成長していくためには3ポイントシュートが重要になってくると思うので、もっともっと磨いていけたらなと思います。
「なんなら1000本くらい打っていたと思います」
そんな寺嶋選手!バスケ以外にも夢中なことがー。
寺嶋選手―
(趣味の)読書ですかね!
実は寺嶋選手、1年間で約100冊の本を読むほどの読書家、本の虫が語る、読書の魅力とは。
寺嶋選手―
これについては話すと1時間くらい必要なんですけど…(笑) なんか本当にうまくいかない時とかにずっと一人で考えていても、なかなか乗り越えられない壁があって。その時に本を読んでいると、意外とそこに答えがあったりするので、そういう時に、人生の教科書じゃないですけど、助けられていますね。
本への愛が止まらない寺嶋選手のイチオシ本はー。
寺嶋選手―
『大富豪からの手紙』っていう本がずっと好きで。その本は誰に紹介しても、みんな人生を変えられたとか、本当に面白かったって言ってくれるので、それはぜひ皆さんにも読んでほしいと思っています。
若き司令塔が思い描くシナリオはー
現在ドラゴンフライズは西地区4位!(今月4日現在) 後半戦へ向け、若き司令塔が思い描くシナリオは…
寺嶋選手―
流れが悪かったり、チームとして苦しい期間もあったりすると思うんですけど、その中でチームとして一つになって乗り越えていって、最終的にプレーオフに出場して、最後みんなで笑えるように頑張りたいと思います。
広島ホームテレビ『ひろしま深掘りライブ フロントドア』(土曜13:00) 2月5日放送
ライター:藏田 晃裕