アナ直伝 身近にできる！思いを伝える話し方上達法 ＃18
広島ホームテレビ 伊藤みのりです。
今、「話が上手くなりたい」とご相談頂くことが増えています。
理由を聞くと、単に「話し方の上達」だけでなく、その先にある「夢をかなえたいという思い」につながっています。
上達するにはコミュニケーション量を増やし練習することが必要です。
そこで今回は、あなたの未来を切り拓くために、身近なところで簡単にできる「思いを伝える話し方上達法」３つを紹介します。
八幡美咲（HOMEアナウンサー）
１．上手くなる近道「ものまね」
「話し方がステキだな」と思う人を見つけて真似する
身の周りの人やテレビで見る著名人などで、話し方が自分の理想に近い人を見つけて行う方法です。
やり方は、その人の言葉を聞きながら、少し遅れて声に出して、ことばや声の高低などの雰囲気を真似しましょう。
２．言葉が出てこない！という方には「連想ゲーム」
〇言葉の連想ゲーム
「〇〇と言えば、何を連想する？」という問いかけで行います。
小さなつながりがあれば何でもＯＫ！
例として、「コーヒー」から始めてみます。
（コーヒーといえば）
「朝食！コーヒーで体が目覚める」
（朝食と言えば）
「ふわふわの高級食パンを食べたいなあ！」
（パンと言えば）
「今年流行の映えるスイーツ マリトッツォ！」
（マリトッツォといえば）・・・
お友達や家族でやってみてください。次第に言葉がどんどん出てくるように。
３．気持ちを伝える会話レッスン
〇よく行くお店で「会話」
お店の人との会話に温かなひと言を添えましょう。
「〇〇がとても美味しかったです！」など
〇小さなコミュニティで「奉仕」
仕事の打ち合わせや宴会で進行役や幹事を頑張って担当しましょう。
はじめる前に「初めてなので助けてくださいね」などと伝えておきます。
〇オフ会で「交流」
同じ趣味の人なら、知らない人でも心のハードルが低くなります。お互いが楽しくなる会話を心がけましょう。
応用編として・・・
〇結婚式のスピーチで「お祝い」
原稿やメモを手に持ってスピーチ。ポイントは、新郎新婦の人柄がわかるエピソードでお祝いの気持ちを伝えること。
話が苦手な人の気持ちに寄り添えるあなたは、きっとさまざまな場面で感謝されるでしょう。
上達していく過程で温かな人間関係も出来てレッスンも楽しくなりますよ。
今回のまとめ
・理想の話し方をみつけて真似する
・言葉の連想ゲームで「ことば力UP」
・気持ちを伝えるレッスンで経験値を上げる
ライター：伊藤みのり（HOMEアナウンサー）
アナウンサー歴35年を経て放送運行、CM考査業務を経験。
現在はアナウンスグループで、番組ナレーション、アナの育成指導を主に担当。