ジャムで考える食品ロスの削減【地球派宣言】
2021.12.10
2021.12.18
キンモクセイの花びら。
少し変わった塩バターや山椒。
定番の野菜や果物。
小瓶に詰められたジャムがまるで宝石箱のように並びます。
きんもくせいのジャム 塩バタージャム 山椒ジャム広島市西区横川町にあるジャム専門店「駱駝カフェ」では、日本各地のジャムを季節にあわせて約30種類、販売しています。
こだわりをもって作られた各地のジャムまた、ジャムを全て食べきってほしいという思いから様々なレシピを提案していて、広島市が進める取り組み「食べ残しゼロ推進協力店」にも登録されています。
ジャムを使ったレシピを提案冷蔵後の隅に追いやられ、余りがちになるジャム。
駱駝カフェ店長の松浦直樹さんは「ジャムを調味料として考えるといろいろ使える。最後まで使い切るためにパンやヨーグルト以外にも使えることを購入者に伝えています。」と話します。
調味料として料理に使う「例えばイチゴのジャムだったらお肉のソースにできます。グリーンレモンマーマレードならドレッシングにしたりカルパッチョのソースにしたり、いろいろ楽しめます。」
肉や魚、サラダにドリンクまで。 アレンジ次第で料理の可能性が無限に広がります。
イチゴジャムのソース グリーンレモンマーマレードをサーモンに
こうすることで、中々使い切ることのできないジャムも、最後までおいしくいただくことができるのです。
「ジャムを通じてモノの大切さを知ってもらい、ジャムを見たときに、他の食材も大切に使うというのを心がけていただきたいというのが、私たち小さなお店のできることです。」と松浦さんは食品ロスの削減を呼び掛けます。
駱駝カフェの松浦店長
今、世界中が取り組むSDGs。
機運が高まる中、食品ロスは大きな課題として注目されています。
食べ残しを少しでも減らす工夫のひとつとして、いつものお料理にジャムを少し添えてみてはいかがでしょうか・・・。